自治体法務検定 / 第一法規

「憲法分野」 難易度「低」 平成27年度全国正答率「65.3%」

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地方公共団体に係る憲法上の要請に関する次の記述のうち、妥当でないものを1 つ選びなさい。

①憲法は、地方公共団体の長を、住民の直接選挙で選ばなければならないとしている。
②地方公共団体に自主立法権の行使を認めることは憲法違反である。
③地方公共団体の議会の議員を、総務大臣が任命する制度は憲法違反である。
④憲法には、町村総会の制度について明文の規定はない。

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②地方公共団体に自主立法権の行使を認めることは憲法違反である。
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この問題は、憲法分野からの出題である。憲法は、地方公共団体の長・議会議員を住民の直接選挙により選ぶとしており、①③は妥当である。他方、町村総会のような住民が直接政治に参加し、議会に代替する会議を開催することについて、憲法には規定がなく、制度の合憲性についても議論がある。よって、④も妥当である。これに対し、地方公共団体には条例制定権が認められており、自主立法権があるので、②は妥当でない。(基本法務テキスト47~49頁)。