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外部評価の機能とその展開

─行政監視と政策推進─

定価

定価

2,200 (本体:2,000円)  

編著者名

岩渕公二 著

  • 単行本
  • 自治・行政
ISBN 978-4-474-02252-2
発刊年月日 2007-02-15
判型 A5判
ページ数 232
巻数/略称 / 外部評価
商品コード 022525

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商品概要

政策の効果を挙げるためには、政策の有効性を正確に把握することが条件となる。本書は、外部評価制度の導入に取り組んだ経緯のある岩手県を検証事例として取り上げることにより、自治体における評価全体の枠組みについて整理し、外部評価の意義・機能・必要性について解説する。

目次

外部評価の機能とその展開行政監視と政策推進 目次
はじめに──これからの地域経営と外部評価
第1部 外部評価のポジショニング
第1章 外部評価登場の文脈
第1節 理論研究の動向
第2節 内部評価へのアンチテーゼ
(1) 行政の内部評価
(2) 客観性担保の要請
第3節 評価の外部化と住民参加
(1) アウトソーシングと協働
(2) 参加と自治
第2章 関与の局面
第1節 評価プロセスと関与レベル
(1) 設計・測定・判定・判断
(2) 自律的関与とイニシアチブ
第2節 関与の形態と責任
(1) 外部評価の定義
(2) アカウンタビリティ
第3章 新たな要請と外部評価モデル
第1節 ローカル・マニフェストの普及
(1) ローカル・マニフェストの導入
(2) マニフェストの要件
第2節 政治的インパクトの追求
(1) インパクトの方位と効果
(2) マニフェスト評価の外部志向
第3節 外部評価モデルとその機能
(1) 行政監視型外部評価
(2) 政策推進型外部評価
第2部 岩手県における外部評価導入の経緯
第4章 評価制度の導入
第1節 事業評価
(1) 行財政改革の手段
(2) 事業評価導入の背景
第2節 政策評価
(1) 情報公開と総合計画
(2) 制度の構築と条例化
第5章 第三者の活用
第1節 評価委員会
(1) 要綱・要領による評価委員会
(2) 条例に基づく評価委員会
第2節 外部評価のパイロット事業
(1) 外部の主体性
(2) 評価結果のインパクト
第6章 外部評価の本格導入
第1節 補助事業の事業評価
(1) パイロット事業の波及
(2) 全事業の外部検証
第2節 重点施策の総合評価
(1) 知事三選直後からの命題
(2) 県民参加型外部評価の導入
第3節 首長の意思
(1) 志向の転換
(2) 政治姿勢の変化
第3部 外部評価の政治的機能
第7章 組織マネジメントからの脱却
第1節 多様な要請の制御
(1) 補助事業の関係者
(2) 要請の混交と干渉
第2節 行動喚起のインパクト
(1) カウンターパワー
(2) 情報の最適化と知識化
第8章 政策推進型外部評価の可能性
第1節 政治的意義とその機能
(1) 首長の立場
(2) 評価の射程
(3) 評価結果の訴求力と政策推進
第2節 実践の課題と理論的問題
(1) 評価者の構成と配置
(2) 首長との距離と信頼
資 料
資料1 政策等の評価に関する条例
資料2 知事が行う政策等の評価に関する規則
資料3 地域活性化事業調整費事業評価実施要領(改正前)
資料4 地域活性化事業調整費事業評価実施要領(改正後)
資料5 増田寛也マニフェスト
「《増田ひろや》私の政策岩手をこう変えます」

参考文献
INDEX

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商品の特色

■「外部評価」の機能を解説した初めての書-行政分野における「外部評価」の展開を切り口として、政策評価を紹介した初めての1冊です。 

■先行事例である岩手県の検証による解説-岩手県は、全国で初めて掲げられたマニフェストに基づいて県政運営を展開し、首長の政治的戦略の中で外部評価制度の導入に取り組んでいます。この岩手県の事例を検証することにより、最新の外部評価の仕組みについて解説しました。 

■実務者による解説-著者は岩手県の外部評価委員を担当し、その活動を活かして実務的な視点を取り入れた分かりやすい解説をしています。具体的な事例を挙げながら解説しているので、外部評価の機能について分かりやすく理解いただけます。

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