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財務諸表監査の体系的理解

定価

定価

7,700 (本体:7,000円)  

編著者名

青木雄二 著

  • 単行本
  • 会計
ISBN 978-4-474-05461-5
発刊年月日 2016-04-13
判型 A5判/ C2033
ページ数 702
巻数/略称 / 財務諸表監査
商品コード 054619

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商品概要

本書は、国際監査基準(ISA)の体系をベースに、監査業務の流れにあわせて一部入れ替えを行い、財務諸表の監査実務について解説。財務諸表監査について、実践的、かつ、体系的な理解が可能。

目次

Ⅰ 監査の概念と概要
 
 1.保証業務の体系
 2.保証業務の概念的枠組み
  1.国際的概念的枠組み(従来のもの)と我が国の概念的枠組みとの関係
  2.国際的枠組み(改訂版)
 3. 監査基準の体系
  1.国際監査基準の体系
  2.我が国の監査基準の体系
  3.我が国の監査基準の体系の問題点
  4.監査の概念
  5.監査の流れの概要
 
Ⅱ 監査の基本事項
 
 1.独立監査人の総括的目的と財務諸表監査の実施 (監基報200)
 2.監査の受入・更新と契約
  2.1.監査の受入と更新 (品管基、品基報1、監基報220)
  2.2.監査業務の契約条件の合意 (監基報210)
 3.監査業務の品質管理 (品管基、監基報220)
 4.文書化、監査調書 (監基報230)
 5.財務諸表監査における不正への対応 (監基報240、不正リスク対応基準)
 6.財務諸表監査における法令の検討 (監基報250)
 7.監査役等(統治責任者)とのコミュニケーション (監基報260,265)
 
Ⅲ 監査計画の策定
 
 1.監査の計画策定 (監基報300)
 2.エンゲージメント・チームの編成とメンバーの役割
 3.独立性の確認とローテーション
 4.企業及び企業の事業環境の理解を通じた重要な虚偽表示のリスクの識別 (監基報315)
 5.監査の重要性―重要性の基準値の決定 (監基報320)
 6.評価したリスクへの監査人の対応 (監基報330)
 7.予算・投入人員と日程の策定
 8.クライアントとの協議
 9.キックオフ・ミーティング
 10.グループ財務諸表の監査 (監基報600)
 11.品質審査 (監基報220)
 
Ⅳ 監査の実施
 
 A 共通事項
  1.監査証拠(監基報500)
  2.分析的手続(監基報520)
  3.試査(監査サンプリング)(監基報530)
  4.確認 (監基報505)
  5.会計上の見積 (監基報540)
  6.初度監査の期首残高 (監基報510)
 B 主要ビジネス・サイクルの内部統制の評価と実証手続及び監査の失敗等
 1.販売及び売上債権サイクル
  A 内部統制の状況と評価
  B 監査手続
  C 実務上の検討(含む監査の失敗)
 2.購買及び買掛債務サイクル
  A 内部統制の状況と評価
  B 監査手続
  C 実務上の検討(監査の失敗)
 3.棚卸資産・原価計算サイクル
  A 内部統制の状況と評価
  B1 監査手続(監基報501)
  B2 実地棚卸の立会
  C 実務上の検討(含む監査の失敗)
 4.固定資産サイクル
  A 内部統制の状況と評価
  B 監査手続
  C 実務上の検討(含む監査の失敗)
 5.人件費サイクル
  A 内部統制の状況と評価
  B 監査手続
  C 実務上の検討(含む監査の失敗)
 6.財務サイクル
  A 内部統制の状況と評価
   A1 現金及び預金
   A2 有価証券
  B 監査手続
  C 実務上の検討(監査の失敗)
   C1 現金及び預金
   C2 有価証券
   C3 借入金
   C4 貸付金
 7.決算・財務報告(含む法人税等)サイクル
  A 内部統制の状況と評価
  B 監査手続
   B1 個別財務諸表
   B2 連結財務諸表
  C その他の事項
   1.後発事象 (監保実76、監基報560)
   2.訴訟及び弁護士への確認 (監査委員会報告73、監基報501)
   3.関連当事者 (監基報550)
   4.セグメント情報 (監基報501)
   5.財務諸表及び開示資料の検討
   6.重要事項の検討
   7.監査の過程で識別した虚偽表示の評価 (監基報450)
   8.経営者による確認 (監基報580)
   9.内部監査の利用 (監基報610)
   10.専門家の業務の利用 (監基報620)
   11.業務を委託している企業の監査上の考慮事項 (監基報402)  
   12.品質審査
   13.監査の完了手続
   14.継続企業の前提 (監基報570)
   15.監査人の交代 (監基報900)
   
Ⅴ 監査の結論と報告
 
 1.クライアントへの報告
 2.監査報告
  2.1 監査基準の改訂(2010年3月)
  2.2 監査基準委員会報告書
    1. 700 財務諸表に対する意見の形成と監査報告
    2. 705 除外事項付意見
    3. 706 強調事項区分とその他の事項区分
    4. 710 過年度の比較情報
    5. 720 開示書類におけるその他の記載内容
  2.3 監査報告書の文例(監保実85)
  1.監保実85作成の経緯と利用上の留意事項
  2.監保実85における問題点
  3.法定監査の報告
  4.内部の事後評価、人事考課、調書のアーカイブ
  
Ⅵ 付録:我が国監査基準と国際基準との差異をめぐる諸問題
 
 要旨
 Ⅰ はじめに
 Ⅱ 概念の差異
 Ⅲ 用語の問題
 Ⅳ 監査報告書に係る差異
 Ⅴ レビュー報告書
 Ⅵ 結語

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商品の特色

・監査の流れに沿って、監査基準並びに主要ビジネス・サイクルの内部統制の評価と監査手続及び監査の失敗を有機的に詳解

・我が国の監査基準と国際基準との差異を示し、我が国基準の改訂を示唆

・監査の第一線に立つ公認会計士、被監査企業、行政当局、研究者の必携書

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