第一法規TOP

エントリー

お問い合わせ

法曹向けの商品の編集を担当する上で大切にしていることは何ですか。

弁護士や裁判官、大学の先生方といった法曹のプロに執筆依頼や企画のインタビューをするので、最初はちょっと緊張しますが、萎縮することなく、まずは「この先生はどんな人なのだろう?」と、その人自身に興味を持ちながら、誠実に接するようにしています。また、編集作業においては、「この商品がどういった場面で利用されるのか」という点を意識しています。専門家の方が使うものなので、誤記・誤植にも細心の注意を払うようにしています。

執筆依頼のほかにはどのように先生方との関わりがありますか。

企画の“タネ”として自分たちが立てた仮説を確かめるために、弁護士のリアルな声を聞きにいきます。実際に弁護士に会って聞いた話というのは、やはり1番説得力がありますね。会いに行く方は、元々知っている先生だったり、営業部の方に「こういった話を聞いてみたいんですが、誰かお話を聞けそうな弁護士のお客さんはいませんか?」と相談して紹介してもらったりします。

プロの方々が相手だと知識が問われそうですが…

わたしは法学部出身ではないので、にわか知識をひけらかしてもすぐに先生に見破られてしまいます(笑)。なので、わからないときは「それってどういうことですか?」とはっきりと聞くようにしています。そのうえで、自分なりに勉強しようという姿勢を見せることも大事ですね。

逆に、本作りに関しては、編集者の視点から「こうした方が本として良くなりますよ」と提案をするように心がけています。だんだん先生の方からも「こういうときは編集的にどうしたらいいですか?」と聞いてくれるようになるので、わたしは「編集のプロ!」という気持ちで対応するようにしています。仕事中の鈴木さん

初めて担当した商品はどんなものでしたか。

入社してすぐは、『D1-law.com判例体系』という判例データベースの更新作業を担当し、そこに登載するための判決文の取得などをしていました。繰り返しになりますが、もともと法学部出身でもなければ、ITに強いわけでもなかったので、まさに右も左もわからないという感じでした。ですが、周りの先輩社員のサポートを受けて少しずつ仕事に慣れていきました。
現在も、データベースに登載する判例の「要旨」の編集を担当しており、先生方に執筆を依頼したり編集会議をしたりしています。

単行本の企画はどのように行っているのですか。

弁護士へのインタビューや、法曹向け雑誌の記事などから着想を得ることが多いです。また、「そもそも弁護士のところにやってくる依頼者にはどういう人がいるのか」と考えたりもしますね。
最近担当した『福祉的アプローチで取り組む弁護士実務』という債務整理に関する書籍は、弁護士が依頼者の背景事情についても理解することの重要性を感じて企画したテーマです。
単行本の企画は、市場のニーズや弁護士の持つ課題に沿った書籍であることが重要ですが、そのうえで、「こういう弁護士が増えてほしいな」「この本を読んだ弁護士さんの意識が変わって、相談に来た依頼者の人生も変わればいいな」という想いも込めていますね。

部署の雰囲気はどうですか。

編集第一部は、チーム意識が強く、仕事や問題を抱え込まないように管理職や部のメンバーが気を配ってくれます。例えば、週に1回グループミーティングを行い、それぞれが担当している本の進捗を管理・共有しているので、先輩社員も様子を把握してくれています。管理職も「そういえばあの書籍はどうなった?」と、細かく気にしてくれますし、お互いにスケジュールや業務量を意識しながら仕事ができていると思います。もし、スケジュール通りに進んでいないようなときには、「じゃあどうしようか?」と解決策を一緒に考えてくれるので心強いです。

子育てしながらの仕事は苦労も多いかと思いますが。

子供が小さいうちは病気にかかることも多いですし、保育園・学校からの急な呼び出しなどで、周りのメンバーに迷惑をかけてしまうこともあります。ですが、管理職をはじめ、部のメンバーから業務面・心理面で支えてもらっているので、あまり悩むことなく仕事ができています。また、自分以外のメンバーがプライベートな事情で休みを取ったりするときも、「いつも支えてもらっているのだから、自分もメンバーの支えになりたい」と思います。そういった意味で、とても良い連鎖があると思います。

最後に、学生にメッセージをお願いします。

法律の知識があるに越したことはないですが、もっと大切なことは「素直さ」だと思っています。わからないことがあれば、先生方や周りの先輩社員が教えてくれますので、そこから自分なりに学んでいけばよいと思います。まずは、素直に&前向きに仕事へ取り組むことが大事ではないかと思います。
そんな素直な方と一緒に働けることを楽しみにしています!