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【電子書籍】実践 判例検索

─体系志向のリーガル・リサーチ─

定価

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1,155 (本体:1,050円)  

編著者名

リーガル・リサーチ研究会 編集 中山知己、西島良尚 著

  • その他
  • 法曹
ISBN 978-4-474-05389-2
発刊年月日 2015-10-02
判型 A5判
ページ数 120
巻数/略称 / 電判例要旨
商品コード 053892

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商品概要

コンプライアンスの確立・強化が叫ばれる法化社会で、法律実務の重要性は増大している。法務の中でも争訟案件や予防法務など、法律実務遂行上重要でありながら、とかく軽視されがちな「判例検索」というリサーチ業務の方法論に焦点を絞り、効果的・効率的な判例検索の方法を実践的に説く。

目次

1. はじめに

1-1 判例検索の必要性
1-2 判例検索の非効率
1-3 一歩進んだ判例検索

2. 判例検索における「体系的志向」の意義

2-1 「体系的」検索はなぜ必要か?
2-2 判例検索とその具体的な手法
 (1)初期段階
   ●検索事例〔1〕裁判所,年月日等から検索する
 (2)発展段階
  ア)法的な概念をフリーワードとしてクロス検索へ
   ●検索事例〔2〕具体的事案を想定して検索する-マンション購入の例-
  イ)詳細検索へ
 (3)高次の段階→「体系的志向」へ

3.「高次の段階」における検索とは何か?

3-1 医療事件を素材として 
   -一般の判例要旨と体系要旨検索-
   ●検索事例〔3〕具体的事案を想定して検索する-医療事件の例-
3-2 フリーワード検索の場合
3-3 検索対象の絞り込み(要旨の場合)
3-4 「要旨」の意味
 (1)要旨とは何か
 (2)通常の要旨
 (3)『判例体系』の要旨
 (4)『判例体系』の要旨の特徴
3-5 体系目次(体系項目)を駆使した検索
 (1)関連する義務
 (2)行為主体の類型
 (3)同一類型の裁判例比較
 (4)法的性質に着眼した検索
 (5)「高次の段階」における検索のまとめ

4. 文献調査

4-1 文献情報をどう使うか
4-2 『法律判例文献情報』による検索
   ●検索事例〔4〕最大判平成11年11月24日民集53巻8号1899頁の
    関連文献を検索する

5. 法令検索

5-1 『D1-Law.com 現行法規』による法令検索
5-2 検索の実例
 (1)簡易検索と詳細検索
   ●検索事例〔5〕「制限行為能力者」で法令を検索する
 (2)時点指定

6. 弁護士実務から見た判例検索と「体系的志向」の実践例
 -建築瑕疵の問題を例として-

6-1 はじめに
   ●検索事例〔6〕具体的事案から検索する
          -建築物売買,請負のケース-
6-2 「瑕疵」の事実の調査と法律要件としての「瑕疵」の概念
6-3 建築「瑕疵」が問題となる前提としての法律関係
   -売買と請負-
6-4 教科書等での「瑕疵」の概念の確認
6-5 判例検索
6-6 法的推論と事実調査へのフィードバック
 (1)請負の場合
 (2)売買の場合
  ア)マンション分譲契約の場合
  イ)新築建物の建売の場合
  ウ)中古住宅売買の場合
6-7 法的救済方法の選択・構成と判例検索
 (1)売買の場合
  ア)売買における救済方法
  イ)損害賠償の範囲
   ●検索事例〔7〕民法570条で体系目次検索を行う
  ウ)売買における瑕疵修補請求の可否
 (2)請負の場合
 (3)分譲マンションの瑕疵の特殊性
   -これから判例を創造していかなければならない分野への挑戦-
 (4)不法行為等の構成の検討の必要性
  ア)不法行為構成を併用することのメリット
  イ)不法行為併用の判例(実際例)
   a)売買契約と不法行為
   ●検索事例〔8〕瑕疵ある建物の売買契約事案において,
           不法行為が問題となった判例を検索する
   b)請負契約と不法行為
   ●検索事例〔9〕瑕疵ある建物の請負契約事案において,
           不法行為が問題となった判例を検索する
   c)まとめ
6-8 『要件事実体系』への橋渡し
 (1)訴訟物を出発点とする請求原因事実の主張
 (2)「抗弁」「再抗弁」…のシミュレーション
 (3)事実主張の取捨選択に関する訴訟戦略がどこまで許されるか
   -訴訟における「真実」と倫理-
  ア)訴訟戦略の限界
  イ)「真実義務」と「真実」とは何かを考える
   a)「真実義務」について
   b)「真実」とは何か

7. まとめに代えて

7-1 法科大学院学習における判例検索
   -批判的・創造的判例検索へ-
 (1)判例の持つ多面性と「体系的志向」
 (2)判例検索3つのポイント
7-2 判例学習を高次元の実務学習へ結びつける
   -一弁護士からのアドバイス-
 (1)判例を学ぶ意義
 (2)法制度とその運用の実態の両者を学ぶ
 (3)今を知るために歴史を学ぶ

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商品の特色

1.弊社データベース『D1-Law.com』を用いながら、いかに効率的・効果的に判例を検索するかをわかりやすく解説。サブテキストとして最適な内容となっている。

2.判例検索を中心に据えているが、法令検索、文献検索、要件事実の把握などまで言及し、その効果的活用法を伝授。

3.著者は、『D1-Law.com判例体系』の執筆者でもある、明治大学法科大学院教授・中山知己と、交通事故から建築、労働問題までマルチに活躍する弁護士(流通経済大学法学部准教授)の西島良尚の2名。

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