業務で積極的にSNSを活用できる弁護士になる!利用におけるリスクをきちんと踏まえ、弁護士業務で積極的にSNSを活用できるようになるための一冊。
ISBN |
978-4-474-07323-4 |
発刊年月日 |
2020-10-06
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判型 |
A5判/C2032 |
ページ数 |
214 |
巻数/略称 |
/電弁護士SNS |
商品コード |
073239
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利用時の初歩的な留意点、依頼者・相手方・自身の事務所の事務員らがSNSを利用する場合の弁護士業務への影響等について具体例を示して解説。守秘義務、弁護士職務規程違反や民事上の責任論に留まらず、問題直面時や予防のために採るべき行動がわかる一冊。
第1 弁護士がSNSを始めてみる
はじめに
1 SNSの前提知識
(1)各SNSの比較・用語
(2)アカウントの作成
ア 実名で利用するに当たっての留意点
イ 匿名での利用の場合
ウ アイコンや背景画像について
エ 関係規定等
2 SNSとブログ・HPの違い
3 SNSのメリット・活用法
COLUMN.1 Facebookの弁護士向けグループ例
COLUMN.2 オフ会とは
4 友達申請やフォロー相手の選択
(1)申請する・される場合に注意すること
(2)実際にやりとりをするに当たって
COLUMN.3 弁護士同士の居酒屋での会話
5 SNSを受任事件に利用するに当たって
第2 弁護士がSNSを私的な場面で利用する
1 プライベートな投稿
2 私的な投稿にまつわるトラブル
(1)名誉毀損
(2)プライバシー侵害
(3)肖像権侵害
(4)著作権侵害
3 その他の投稿、SNS独自機能の注意点
第3 弁護士がSNSを業務の場面で活用する
1 弁護士が負う守秘義務について
2 刑事事件に関する投稿
(1)進行中の事件について
(2)終了した事件について
3 民事事件・家事事件に関連する投稿
(1)相談・受任段階の事件について
(2)進行中の事件について
(3)終了した事件について
4 受任していない事項に関連する投稿
第4 SNSを利用しない弁護士もSNSを知っておく
1 法律事務所の事務員がSNSを利用するに当たって
2 司法修習生がSNSを利用するに当たって
第5 弁護士の情報管理
1 従前から指摘されている情報管理
2 インターネット時代の弁護士の情報管理
(1)事件記録の管理・情報の共有について
(2)メール・メーリングリストについて
SNS座談会
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○弁護士業務におけるSNSの活用術や注意点を具体的なケースを示して解説。
○SNS活用時における法令・規程違反、懲戒請求、依頼者の信頼毀損につながるリスクとその判断基準・回避方法についても示す。
○SNSに関する基本的な用語の説明や、依頼者・相手方側・自身の事務所の事務員らがSNSを利用する場合の弁護士業務への影響、交渉に役立てられるメリット等についても言及し、SNSを利用しない弁護士にも役立つ一冊。