ISBN |
978-4-474-02671-1 |
発刊年月日 |
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判型 |
A5判 |
ページ数 |
312 |
巻数/略称 |
/ 弁護過誤 |
商品コード |
026716
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ここ数年の飛躍的な弁護士人口増加により、弁護士にとって弁護過誤はこれまで以上に身近な問題となりつつある。本書では、弁護過誤が原因で裁判となった事例を多数提示し、法的問題点や防止策、適切な対処方法等を解説。具体的紛争事例に基づき弁護士業務の指針を示した唯一の事例解説書。
目 次
第1編 総 論
第1章 弁護過誤の実態…2
第2章 弁護士の置かれている状況…5
第3章 海外における弁護過誤…8
1 米 国…8
2 英 国…9
3 ドイツ…9
第4章 弁護士の注意義務…12
1 依頼者に対する責任…12
2 相手方、第三者に対する責任…20
第5章 弁護過誤における因果関係…25
第6章 弁護過誤の損害(期待権侵害)…27
第7章 弁護過誤訴訟の立証責任…30
第8章 弁護士賠償責任保険…32
1 概 要…32
2 保険の目的、対象…32
3 事故対応…33
4 免責事由…33
5 おわりに…35
第9章 懲戒制度の概要…36
第2編 事例紹介
第1章 依頼者との関係…40
1 受任時における問題…40
事例1委任意思の確認…40
事例2受任範囲の確認…47
事例3受任しない事件についての説明義務…52
事例4法律相談における責任…59
事例5利益相反の確認…66
2 訴訟遂行における問題…72
事例6依頼者の期待権侵害・着手金の返還…72
事例7弁護士の裁量…78
事例8弁護士業務と期待権侵害…84
事例9勤務弁護士と依頼者の法律関係…91
3 和解における問題…97
事例10和解権限の範囲…97
事例11和解条項と課税…104
事例12非弁提携・和解意思の確認…110
事例13和解成立後の紛争再燃防止義務…116
4 期間徒過…122
事例14控訴期間の徒過…122
事例15損害賠償請求権の時効…128
事例16遺留分減殺請求権の時効消滅…134
5 報酬をめぐる問題…139
事例17報酬決定時の説明義務違反…139
事例18報酬が暴利に当たるとされた例…145
事例19みなし成功報酬特約と消費者契約法…151
6 刑事事件における問題…158
事例20被告人の意向に反する弁論…158
事例21被告人の意向に反する証拠の同意…164
7 その他…170
事例22守秘義務の発生…170
事例23破産申立代理人の責任…177
第2章 第三者との関係…184
1 訴訟遂行における問題…184
事例24準備書面による名誉毀損…184
事例25証拠による名誉毀損…190
事例26証拠によるプライバシー侵害…196
事例27前訴判決の騙取を理由に
弁護士の責任を問われた事例…202
事例28不当訴訟…208
事例29不当な保全命令・執行…214
2 依頼者を律する問題…219
事例30依頼者の違法行為を防止する義務…219
3 破産管財業務における責任…225
事例31破産管財人による債権者保護…225
事例32破産管財人による横領…231
事例33破産管財業務の迅速処理の懈怠…236
事例34破産管財人の調査義務の懈怠…241
4 刑事事件における問題…248
事例35被告人の利益擁護と刑法上の名誉毀損…248
事例36告訴による名誉毀損…254
事例37預り金の返還…260
第3章 その他…266
1 懲戒をめぐる裁判例…266
事例38懲戒取消しを求めた裁判例…266
事例39懲戒申立てと不法行為…272
2 弁護士会会務と弁護士個人の責任…278
事例40資格審査会及び弁護士会の
会長としての活動と弁護士個人の責任…278
3 弁護士賠償責任保険約款をめぐる問題…283
事例41認識ある過失…283
事例42争訟費用…290
判例索引…296
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