【電子書籍】地方自治に生きる ─宮澤弘回顧録─

　■ 地方自治に生きる・--------目　次■

　はしがき 　飯尾　潤

　第一話　幼年、青年時代 1
　　生い立ち(1)
　　小学校のこと(5)
　　武蔵高等学校へ(7)
　　東京大学へ(12)
　　内務省からボルネオへ(15)
　　収容から復員(23)

　第二話　千葉県時代 27
　　戦後の三大改革(27)
　　教学課長としての仕事(32)
　　川口県政(37)
　　教育制度改革とヴァーノン・ブラウン(39)
　　第一次千葉県時代の印象(44)

　第三話　総理庁官房自治課勤務 49
　　内務省解体(49)
　　中央へ戻る(52)
　　官房自治課での仕事、GHQとの交渉(56)
　　戦後における地方自治、シャウプ勧告(60)
　　機関委任事務の問題(66)
　　奄美群島復帰と特別措置(68)
　　昇進、昇給、「自治研究」(72)

　第四話　振興課長時代 75
　　町村合併という考え方(75)
　　適正規模の設定(77)
　　新市設置と連たん地域(79)
　　町村合併にまつわる紛争(82)
　　振興課長の仕事(86)
　　内閣憲法調査会での仕事(89)

　第五話　二度目の千葉赴任 93
　　自治官僚と地方赴任(93)
　　千葉県総務部長(96)
　　千葉県副知事に(100)
　　京葉工業地帯の開発(101)
　　柴田四選の失敗と加納県政(109)

　第六話　自治省行政課長時代 115
　　自治省行政課長に(115)
　　行政課長の仕事(119)
　　第一次臨調(121)
　　土地利用計画を研究(124)

　第七話　自治省官房長から行政局長へ 127
　　官房長の仕事(127)
　　自治省の採用(130)
　　自治省の人事(132)
　　小笠原諸島の復帰(136)
　　沖縄の復帰へ向けて(138)
　　コミュニティ構想(141)
　　広域市町村圏構想(146)

　第八話　消防庁長官から自治事務次官へ 149
　　消防庁長官に就任(149)
　　消防行政と広域消防(153)
　　救急業務と「マル適」マークの制定(157)
　　自治事務次官就任(162)
　　事務次官会議(167)

　第九話　広島県知事 169
　　知事選出馬(169)
　　「県民生活の安定」と「健康と安全の県政」を中心に(175)
　　広島市との関係(181)
　　県レベルでの分権(182)
　　第二臨調と地方分権(187)
　　コミュニティ構想の実現(190)
　　交通網の整備(193)
　　県庁内のこと(195)
　　二期の県政を終える(198)

　第一〇話　参議院議員 201
　　参議院一期目外務委員会( 201 )
　　参議院一期目一年生議員として(207)
　　参議院二期目外務委員長、商工委員長(210)
　　参議院二期目党副幹事長として(212)
　　参議院二期目兄宮澤喜一、首相となる(215)

　第一一話　法務大臣 219
　　破防法の適用問題(219)
　　苦慮した発表の方法(226)
　　破防法の適用手続(231)
　　参議院改革の必要性(236)
　　行刑改革会議の座長として(241)
　　地方自治のために(242)

　あとがき 宮澤　弘　247

　聞き取り記録と聞き手紹介 249