混迷・日本の進路　

序　章　二一世紀・波瀾の幕開き…1
・二〇世紀から二一世紀へ…1
・人間と文明…8
・三大大量死・現代の危機…10
・歴史の逆襲…13
・地球再生の時代へ…16
・人口爆発の波と新たな視点…21
・混迷への日本の進路…25

第一章　グローバリズム、文明と日本の転機…33
一　グローバリズムと世界秩序…33
　(1)　「9・11」後の世界…33
　(2)　グローバリズムと世界秩序…40
　(3)　世界秩序と新しい時代…48
二　壮大なる過渡期と文明…55
　(1)　過渡期と歴史的視座…55
　(2)　文明の歴史的転換…62
　(3)　新たなシステムと世界動向…68
三　グローバリズム批判と日本…75
　(1)　アメリカの変容…75
　(2)　アメリカの軍事戦略…82
　(3)　日本の対応・拡大鎖国…85

第二章　アジア情況と日本…94
一　アジアの理解…94
　(1)　アジアの自然とアジアの見かた…94
　(2)　世界単位と東西文明の融合…102
　(3)　アジアの真・善・美を求めて…109
二　アジア・日本の新しい構想…115
　(1)　日本のアジアへの関わり…115
　(2)　アジア・環太平洋と日本の安全・安心…122
　(3)　東アジア経済圏…130
三　東アジア共同体と日本外交…141
　(1)　アジアの推移と動向…141
　(2)　アジア型経済システムをめざして…146
　(3)　日本の外交課題…151

第三章　日本生き残りのための選択…158
一　日本的二一世紀論を越えて…158
　(1)　日本的二一世紀論…158
　(2)　日本人と国家・アイデンティティー…164
　(3)　経済改革…169
二　日本の転機とグランドデザイン…176
　(1)　日本・第二の敗戦…176
　(2)　日本の転機・再考…182
　(3)　グランドデザイン試案…188
三　当面する課題と地域生活圏…197
　(1)　グローバリズム批判と日本再生…197
　(2)　開かれた地域・生活圏…206
　(3)　地域の国際交流と基盤整備…212
　　　〔参考〕国益を軸に市場経済における行政の見直し…217


第四章　地球環境と生活環境…227
一　地球環境と地域環境…227
　(1)　地球環境への取り組み…227
　(2)　ヨハネスブルグ環境・開発サミット…231
　　　〔参考〕持続可能な開発に関するヨハネスブルグ宣言…237
　(3)　地域環境との共生…244
　　　〔コメント〕京都議定書第二回会議…251
二　再生をめざす生活環境…254
　(1)　生活環境とは…254
　(2)　環境破壊と人口…257
　(3)　日本の食糧・食行動と環境…262
　(4)　農業文明と生態系…269

第五章　科学技術政策と産学官連携…275
一　政策の動向と課題-時評…275
　(1)　科学技術政策の新段階…275
　(2)　産学官連携と大学の役割…277
　(3)　人材育成で競争力向上…279
　(4)　ユビキタスの新たなステージ…280
　(5)　二一世紀のサイエンスパーク…282
二　産業技術力強化と産学連携
　　～戦略的な「産学官民」連携による共同研究開発のあり方について～…285
　(1)　産学官の研究開発システムと課題…287
　(2)　産学官による研究開発のケーススタディ…294
　(3)　戦略的な産学官民連携の推進を目指して…305
　(4)　提案…310

提　言　科学技術基本政策の理念…312
一　「科学技術基本政策の理念」について…312
二　科学技術基本政策の効率化…352
三　エネルギー・環境と人類の未来-日本の脱石油戦略を考える-…356
四　科学技術・イノベーション推進体制の抜本的強化-新政権誕生にあたって-…366
(注)提言(第一次～第四次)の経緯…375

あとがき…376