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業種別会計シリーズ 鉄道・バス事業

★鉄道・バス事業の業界動向、会計監査・内部統制・税務等の実務ポイントを詳解!★

在庫あり

定価

定価

2,860 (本体:2,600円) 在庫あり

編著者名

新日本有限責任監査法人 編

  • 単行本
  • 会計
ISBN 978-4-474-10272-9
発刊年月日 2010-11-05
判型 A5判
ページ数 225
巻数/略称 / 業種別鉄道バス
商品コード 102723

商品概要

新日本有限責任監査法人の『業種別研究会』が、各業種の動向、特徴、会計や監査上の留意点、業務の流れと内部統制のポイント等を業種別にわかりやすく解説した実務書。本書は、鉄道・バス事業をテーマに業種特有の実務ポイントを詳しく解説している。

目次

目 次

業種別会計シリーズ発刊にあたって
発刊にあたって
執筆者一覧
凡 例

第1章 旅客運輸業(鉄道事業・バス事業)の概要 1
 第1節 鉄道事業の概要 3
  1 鉄道事業の定義と種別 3
  2 鉄道事業の特色 4
    公共性の高さから規制業種となっている 4
    多額の設備投資が必要である 5
    多くの資金需要がある 15
    多角化経営が浸透している 18
  3 規制・関連法令 21
    総括原価方式の下での上限価格制 22
    ヤードスティック方式 22
  4 組織構造 22
  5 沿革―歴史的背景から現在の状況へ 23
  6 業界動向と主な企業 27
  7 ビジネスリスクと経営課題 28
    ビジネスリスク 28
    経営課題 30
 第2節 道路旅客運送(バス)業界の概要 32
  1 道路旅客運送事業の概要 32
    道路旅客運送事業の内容 32
    バス事業の特色 33
  2 沿革―歴史的背景から現在の状況へ 34
    沿革、歴史的背景 34
    現在の状況 34
  3 規制・関連法令 36
    道路運送法 36
    規制緩和 36
    その他法規制 37
    その他関連制度 38
  4 経営課題とその対処 39
    乗合バス事業 39
    貸切バス事業 40

第2章 会計と内部統制 43
 第1節 鉄道事業 45
  1 全社的な内部統制に係る業界の傾向 45
    全社的な内部統制とは 45
    業界の傾向 52
  2 鉄道事業営業収益 52
    運賃収入プロセスの紹介 52
    収益認識基準 56
    旅客運輸収入の会計処理 58
    運輸雑収について 63
    財務報告リスクと統制活動 64
    ICカード乗車券の収益認識と内部統制 69
    鉄道事業者の営業収益の表示 76
  3 固定資産管理 78
    固定資産プロセスの紹介 78
    鉄道事業固定資産の説明 79
    取得原価・耐用年数・減価償却・減損会計について 89
    固定資産に関する取引の発生から財務報告までの流れと会計処理 94
    鉄道事業の固定資産に関連した財務報告に係るリスクと統制活動 100
    鉄道事業会社の固定資産に関する開示 106
  4 工事負担金等 107
    工事負担金等プロセスの紹介 107
    工事負担金等の会計処理 109
    工事負担金等の受入れに係る財務報告リスクと統制活動 112
    工事負担金等の開示 115
  5 人件費 117
    鉄道事業会計規則における人件費の取扱い 117
    人件費の配賦 119
    人件費計上プロセスの紹介 120
    財務報告リスクと統制活動 124
    鉄道事業者の営業費明細表の開示 128
  6 税 務 129
    鉄道事業における税務上の留意点 129
    税金計算プロセス 130
 第2節 バス事業 133
  1 バス事業の会計制度および内部統制 133
    現金等に関する統制が重要であること 133
    予算統制が重視されること 133
    ICカード乗車券の収益認識に係る統制活動と計算業務受託会社の評価 134
  2 バス事業の収入 134
    バス事業収入 134
    バス事業収入のプロセス、リスクおよび内部統制 135
    会計処理 138
    バス事業の営業収益の開示 145
  3 バス事業の固定資産 146
    バス事業の固定資産 146
    固定資産のプロセス、リスクおよび内部統制 147
    会計処理 153
  4 バス事業の経費 155
    バス事業の経費 155
    バス事業経費のプロセス、リスクおよび内部統制 157
    会計処理 158
 第3節 IFRS導入に向けて 160
  1 IFRS(International Financial Reporting Standards)とは 160
  2 日本の動向 160
  3 IFRSの特徴 161
  4 導入に伴う鉄道事業・バス事業における潜在的な影響 162
    収益認識 163
    固定資産 164
    その他 168

第3章 監 査 169
 第1節 会計監査の種類 171
  1 会計監査の目的 171
  2 監査の種類 172
  3 制度による分類 173
    法定監査(法令等に基づく監査) 173
    任意監査 174
 第2節 会社法監査 175
  1 会社の機関 175
  2 会社が作成すべき書類と会計監査 177
 第3節 金融商品取引法監査 178
  1 財務諸表監査 178
  2 内部統制監査 180
    内部統制とは 180
    内部統制監査 182
    会社法における内部統制と監査 183
 第4節 内部監査 185
  1 内部監査の定義 185
  2 内部監査の機能 185
  3 内部監査の実施 187
 第5節 業界特有の事象に関する会計監査の着眼点 188
  1 はじめに 188
  2 鉄道事業監査の着眼点 189
    全体の特徴 189
    運賃収入管理 189
    固定資産管理 191
  3 バス事業監査の着眼点 193
    全体の特徴 193
    運賃収入管理 193

第4章 経営分析 195
 第1節 鉄道事業 197
  1 全体の特徴 197
  2 本業(鉄道事業)比較 200
    JR上場各社 201
    大手民鉄上場各社 204
  3 多角化経営比較 209
    JR上場各社 210
    大手民鉄上場各社 211
 第2節 バス事業 216
  1 全体的な特徴 216
  2 多角化の状況 218

参考文献 221
事項索引 223

▼もっと見る

商品の特色

鉄道事業は、現在、財務諸表等規則に別記事業として定められているほか、「鉄道事業会計規則」による開示が求められており、会計処理・財務諸表の開示の面において特徴のある事業です。

そのため、本書では、その事業の概要のみならず、事業の特性により生じる鉄道・バス事業特有の会計・内部統制上の留意点まで詳解しています。 また、鉄道・バス事業に関する会計処理について

仕訳例を用いて解説し、IFRSが導入された場合の影響についての考察も収録しています。

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