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業種別会計シリーズ 自動車産業
監査法人の自動車産業会計ナレッジを凝縮!!
定価
定価
3,740円 (本体:3,400円)
ISBN | 978-4-474-10280-4 |
発刊年月日 | 2012-04-27 |
判型 | A5判 |
ページ数 | 378 |
巻数/略称 | 全1巻 / 業種別自動車 |
商品コード | 102806 |
商品概要
新日本有限責任監査法人の「業種別研究会」が、各業種の動向、特徴、会計や監査上の留意点、業務の流れと内部統制のポイント等を業種別にわかりやすく解説した実務書。本書は、自動車産業をテーマに業種特有の実務ポイントを詳しく解説している。
目次
商品の特色
わが国の自動車産業は、2008年9月のリーマンショックを端緒とした金融危機、2011年3月の東日本大震災や福島原発問題、2011年10月のタイ大洪水、欧州の金融危機、極端な円高基調など世界史的な諸事象の影響を強く受けて、
めまぐるしい業績変動を繰り返しています。一方で、地球規模のCO2削減、環境保護の高まりから、石油資源に依存しないハイブリッドや電気自動車等の次世代エコカーや低燃費、小型車の技術開発競争が進んでいます。加えて、欧米市場
から新興国市場への世界的な需要シフトも急速に起きています。国内外の完成車メーカーは、こうした環境変化への対応をめぐって市場競争を激化させ、資本・業務提携を求めながら業界地図や業界順位の激変をもたらしています。
従来から、自動車産業をめぐる会計上の論点は、為替、M&Aやアライアンス、ロイヤルティ、研究開発費、原価計算、PL法、収益基準、リベートやインセンティブ、不正など豊富にあるだけでなく、財務情報の比較対象は海外競合他社であり、
各国税法などの国際法規や、国際的な慣行を反映した契約条項等の影響を考慮した会計的な検討事象が数多くあります。こうした中にあって、企業の営む事業活動の実態を、財務諸表を通じて投資家等の利害関係者に適正に開示しているか
どうかの意見形成のためには、会社法や会計基準の理解だけでなく、事業内容や取引慣行の深い理解が欠かせない最も重要な要素といえます。このような問題意識のもと本書では、会計処理の前提となる取引や業務の流れについても詳細に
解説しております。 さらに、本書では、自動車産業を完成車メーカー、部品サプライヤー、ディーラーという事業主体に区分して、それぞれの業務の流れに沿って会計処理や内部統制について解説するともに、近年の環境変化に伴う会計上の論点に
ついても意欲的に踏み込んだ記述を行っています。加えて、昨今注目されている自動車産業に関連するIFRSの会計処理についても解説しています。 まさに、自動車産業の会計・監査に関する実務書の決定版となっています。