地方分権改革と民間活力導入をベースにした高齢者福祉の充実から介護保険制度創設と運用に至るまでの40年
ISBN |
978-4-474-06279-5 |
発刊年月日 |
2018-02-26
|
判型 |
A5判/C0032 |
ページ数 |
524 |
巻数/略称 |
/介護保険自治 |
商品コード |
062794
|
著者が1980年代から専門雑誌に発表した論考から重要なものを厳選し、年代を追って編集した1冊。著者が関わった厚生労働省の介護保険制度の研究会における議論や、ともに進んだ自治体の地方分権改革について、社会福祉と自治体行政の双方に言及しながら論ずる。
はじめに
第1章 高齢化社会と自治行政-1980年代初め
第1節 老いを拓く行政-自治行政を中心に
第2節 ボランティア活動と自治行政
第3節 コミュニティ形成の担い手
第2章 社会福祉における集権と分権-1980年代後半
第1節 社会福祉における集権と分権-機関委任事務の温存と変更
第2節 社会福祉制度のゆくえ-「今後の社会福祉のあり方について」
第3節 福祉専門職業集団の形成と措置型福祉からの脱却
第4節 社会福祉における市町村の役割
第3章 老人福祉法等8法改正と老人保健福祉計画-1990年代初め
第1節 改正老人福祉法等における国、都道府県、市町村
第2節 地方老人保健福祉計画研究班の中間報告書(書き下ろし)
第3節 行政計画として高齢者保健福祉
第4節 自治体における老人保健福祉計画の位置づけ
第5節 発想の転換を求められる市町村
第4章 高齢者介護対策本部の設置と「高齢者介護・自立支援システム研究会」の報告-1990年代半ば
第1節 高齢者介護対策本部と「システム研究会」の活動
第2節 「システム研究会」報告書の内容と意義
第3節 高齢者自立支援の新しい介護システム
第4節 高齢者介護保険制度の速やかな立法化を
第5章 介護保険法施行の直前と直後-2000年を挟んで
第1節 介護保険法施行の直前
第2節 介護保険法施行の直後
第6章 地方分権推進と厚生行政
第1節 地方分権と社会福祉システムの改革
第2節 三位一体改革と厚生行政
第3節 地方分権推進員会と厚生省の折衝-難航した2つの争点
第4節 地方分権の展望と社会福祉
第7章 介護保険制度の転回-2005年介護保険法改正と報酬改定
第1節 2003年-初めての報酬改定
第2節 2005年改定へ向けての課題
第3節 介護サービスの情報開示
第4節 2005年介護保険法改正と報酬改定
第8章 社会保障国民会議と2009年介護報酬改定
第1節 社会保障国民会議の設置と提案
第2節 介護サービス提供事業者-参入と退場
第3節 4期介護報酬改定
第9章 民主党政権と2012年介護報酬改定
第1節 新政権と介護保険のゆくえ
第2節 介護保険10年-これまでとこれから
第3節 特養多床室建設の問題
第4節 2012年介護報酬改定に向けて
第5節 2011年介護保険法等の改正と2012年度介護報酬改定
第10章 社会保障制度改革国民会議の報告と2015年度介護報酬改定
第1節 超高齢社会における介護保険制度の展望
第2節 2つの新サービスを“本流”にしていきたい
第3節 社会保障制度改革国民会議の報告と2015年度マイナス介護報酬改定
第4節 都市部における高齢化対策に関する検討会
第5節 自治体の総合力が問われる生活困窮者支援事業
第6節 高齢者が超高齢社会を支えて生きる
おわりに
あとがき
▼もっと見る
○行政学の大家である著者が携わってきた高齢者福祉に関する論文集
○介護保険制度の導入と運用に関わってきた自治体行政学者の渾身の1冊
○これまでの介護保険制度改革、地方分権改革の今日的意義を見出す!