思うように話を進めていけない、こちらの意図を上手く汲んでもらえない……。リーガルカウンセリングの手法を会得することで、開ける道がある！
3,190円 (本体：2,900円)
| ISBN |
978-4-474-07304-3 |
| 発刊年月日 |
2020-12-24
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| 判型 |
A5判/C2032 |
| ページ数 |
232 |
| 巻数/略称 |
/リーガル手法 |
| 商品コード |
073049
|
弁護士が依頼者とのスムーズなコミュニケーションや信頼関係を築くために、依頼者の心と向き合うリーガルカウンセリングの手法を、理論編と実践編の2部構成で体系的に解説。理論編では、リーガルカウンセリングの基礎知識や周辺知識、弁護士実務で活かせるリーガルカウンセリングの手法を、実践編では、事件類型別に、法律相談や依頼者対応の事例（エピソード）を立て、実践方法を解説。
推薦のことば
監修に寄せて
はじめに
理論編
第１章 リーガルカウンセリングの前提
第１節 カウンセリングルーム
COLUMN リーガルカウンセリングの空間
第２節 リーガルカウンセラー
１ リーガルカウンセラーの資質
２ リーガルカウンセリングとリーガルカウンセラー
３ リーガルカウンセラーの使命
第３節 紛争の理解
１ 事実の相対性（図と地）
２ 苦しみ（命と死）
３ 紛争のゲシュタルト的把握
４ 事実の聴き取り
５ 現場主義
６ 紛争関係者の本心
７ 修復的司法
第２章 リーガルカウンセリングの基礎
１ リーガルカウンセリングにおけるインテーク面接
２ リーガルカウンセリングと「喪の仕事」
３ アートセラピー（絵画療法）とリーガルカウンセリング
４ リーガルカウンセリングにおける自己開示・経験開示
５ 学習心理学とリーガルカウンセリング
６ リーガルカウンセリングと「メモ」
７ リーガルカウンセリングにおけるピグマリオン効果
８ リーガルカウンセリングの獲得目標
９ リーガルカウンセリングと倫理
10 リーガルカウンセリングの限界
COLUMN アパリの司法サポートとダルク
11 リーガルカウンセリングと「報告」
12 嘘について
13 厄介なクライエント
14 心身医療とリーガルカウンセリング（心療法律相談）
15 ラポール形成の第一歩
COLUMN 笑顔は最強の武器・必須スキル
16 「解決」の意味
17 謙虚さについて
18 受容から生まれるもの
COLUMN 少年法改正に想う
19 メール相談について
第３章 リーガルネゴシエーションの基礎
１ リーガルカウンセリングとリーガルネゴシエーション
２ リーガルネゴシエーションのスタンス
３ リーガルネゴシエーションと合理性
４ リーガルネゴシエーションにおける「心の琴線」
５ リーガルネゴシエーションの際の「相場」
６ リーガルネゴシエーションと「閾値」
COLUMN 寄り添う療育・カウンセリング
７ リーガルネゴシエーションと閾下知覚（サブリミナル効果）
８ 交渉相手の心境
９ 交渉と駆け引き
10 運動論について
11 リーガルネゴシエーションと真実性
12 即時起案と直感起案
13 内容証明とリーガルネゴシエーション
14 訴状について
15 陳述書とリーガルネゴシエーション
16 反対尋問とリーガルカウンセリング
17 反対尋問の具体例
18 裁判員裁判での弁論
実践編
第４章 リーガルカウンセリング・リーガルネゴシエーションの技法
第１節 共感
第２節 回避
第３節 対決
第５章 リーガルカウンセリング・リーガルネゴシエーションの実践
第１節 刑事事件
１ 被疑者接見
２ 被害者との示談交渉
３ 少年接見
第２節 離婚事件
１ 離婚事件が和解に至るポイント
２ 離婚事件における事実の確認
３ 相手方交渉
第３節 遺産分割事件
１ 遺産分割事件の特性
２ 遺産分割事件
第４節 子どもの悩み事相談
おわりに
編集・監修・執筆者一覧
▼もっと見る
○弁護士実務に即したかたちで、依頼者の心と向き合うリーガルカウンセリングの手法を体系的に学ぶことができる唯一の書！
○依頼者のパーソナリティ特性を踏まえ、刑事・民事問わず幅広い事例エピソードをカバーした解説。
○理論編と実践編の2部構成で、依頼者の心と向き合うリーガルカウンセリングの手法を体系的に学べる。
○理論編では、依頼者のパーソナリティ特性に言及する部分を中心に、心療内科医である山岡昌之医師の監修コメントをはじめとして、他業種専門家からのコメントを多数掲載。
○実践編では、事件類型別に、法律相談や依頼者対応の事例（対話式エピソード）を立てて解説。リーガルカウンセリングの手法を活かした、顧客満足・受任に繋げるためのポイントなどを盛り込んでいる。
