農地に関する法律相談対応時に必須となる農地法や各種制度の基礎知識が身に着くだけでなく、"法律相談事例"をもとにしたQ&Aから、相談場面がリアルにイメージでき、弁護士がどのような対応をとる必要があるのか見通しを立てることができる唯一の書。
4,070円 (本体:3,700円)
ISBN |
978-4-474-09346-1 |
発刊年月日 |
2024-07-31
|
判型 |
A5判/C2032 |
ページ数 |
252 |
巻数/略称 |
/農地法の基礎 |
商品コード |
093468
|
農地に関する法律相談を積極的に受けていない弁護士が、依頼者から受ける相談に回答することができるよう、法律相談対応時に必要な農地法の基礎知識を解説。さらに、自身の案件と類似ケースを見つけ、弁護士自身がどのような対応をとる必要があるのか見通しを立てることができるよう、弁護士が実際に依頼者から相談を受けるケースをもとにQ&A形式で解説。
はしがき
第1編 基礎知識
序 章 農地法と弁護士の関わり、相談準備
第1章 農地法・農地に関する周辺知識
1 農地法とは
Step up 認定農業者、認定新規就農者とは
2 農地とは
Step up 農地台帳について
3 知っておきたい農地関連の法律
Step up 農地の担い手確保に向けた施策(令和4年基盤強化法改正)
Step up 農業委員会・農業委員会ネットワーク機構・農業会議所とは
4 農地に関する地域の区分等
Step up 平成30年9月より生産緑地の貸借が可能になりました
Step up 農道とは何ですか、赤道とは何ですか
第2章 農地の取引に関する知識
1 農地の所有権取得
2 法人による農地の取得
3 農地の貸借の概要
4 農地の賃貸借の特徴・解約制限等
5 市民農園
6 農作業受委託契約・ヤミ小作
第3章 農地の転用に関する知識
1 農地転用とは
Step up 農地上の看板を設置する際の注意点
2 違反転用とは
第4章 その他の知識
1 農地に関する紛争の解決方法
第5章 税務に関する基礎知識
1 固定資産税
2 譲渡所得税
3 特別控除等
4 相続税
5 農地等の相続税納税猶予制度
6 農地等の贈与税納税猶予制度
7 農地の評価
8 耕作権の評価
Column 令和時代の都市部農家の資産活用選択肢
第2編 Q&A
Q&A1 太陽光発電の農地転用
Q&A2 違反転用と妨害排除請求
Step up 共有者含む所有者不明土地の活用について
Q&A3 許可申請協力義務と解除
Q&A4 許可申請協力義務と時効
Q&A5 農地の賃貸借の解約
Q&A6 破産財団と農地
Q&A7 農地と賃借権の時効取得
Q&A8 固定資産税と地代(小作料)
Column 市街化区域内農地の位置づけ
Q&A9 破産と農地の仮登記
Q&A10 農家の離婚・家族経営協定
Step up 家族経営協定とは
Q&A11 生産緑地の売却の流れ
Column 生産緑地の賃貸借と使用貸借、農地の価値のとらえ方
Q&A12 農地法と入会的な農地の相続
Q&A13 相続をしない相続人の対応
Step up 相続財産清算人と農地の国庫帰属
Q&A14 相続した自宅の地目が田になっていた場合
Q&A15 農業への新規参入・М&A
Step up 農業の第三者承継の際の注意点
Q&A16 スポンサーの出資を受けた法人設立による農業参入
Q&A17 社会福祉法人の農地取得
Q&A18 屋上農園開設の注意点
Q&A19 農地上の施設を貸す際の注意点
座談会
執筆者一覧
判例索引
事項索引
▼もっと見る
○農地に関する法律相談対応時に必須となる農地法や農業委員会、税制等に関する各種法制度の基礎知識がわかる!
○"法律相談事例"をもとにしたQ&A形式の解説から、相談場面がリアルにイメージでき、弁護士がどのような対応をとる必要があるのか見通しを立てることができる!