GX対応は、企業規模を問わず押し寄せる。カーボンクレジットのしくみと企業が対応すべきポイントがこの一冊で理解できる!
| ISBN |
978-4-474-09839-8 |
| 発刊年月日 |
2026-08-31
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| 判型 |
A5判/C2034 |
| ページ数 |
256 |
| 巻数/略称 |
/CC教科書 |
| 商品コード |
098392
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発売は2026年8月下旬を予定しております(発刊年月日、ページ数等、前後する場合がございます)。
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カーボンクレジットの基礎から実務まで体系的に解説。排出権取引制度(GX-ETS)の全体像と対応すべきポイントが理解できる。2026年度本格稼働の改正GX推進法に完全対応!
はじめに
第1章 改正GX推進法で本格化するGX-ETS-カーボンクレジットをめぐる国内外の動向
1 パリ協定の下での各国の温暖化対策の動き
①パリ協定に至るまでの国際社会における温暖化対策―京都議定書の成果と課題―
②パリ協定の概要とカーボンクレジットに関わる規定
③各国の温暖化対策の強化の動きと民間企業における自主的な取組みの広がり
2 2026年度からのGX-ETSの本格実施
①2020年に転換点を迎えた日本の温暖化対策
②改正GX推進法に規定されたGX-ETS第2フェーズの骨格
3 実施指針に示されたGX-ETS第2フェーズの具体的な内容
①基準活動量と基準排出量の決定方法
②排出目標の決定方法
③規制対象企業への配慮(追加的な排出枠の割当)
④参考上限価格と調整基準取引価格
⑤排出実績量と保証水準
⑥カーボンクレジットの利用量と認められるカーボンクレジットの種類
4 今後のGX-ETSの課題とカーボンクレジット
第2章 制度の目的と背景―カーボンクレジットが必要とされる理由
1 カーボンプライシングによる費用対効果の高い削減の実現
①カーボンプライシングとは
②カーボンプライシングの具体的な種類と相互の関連性
③炭素価格による効率的な排出削減
④限界削減費用と温暖化対策
column カーボンプライシングが導入された背景・環境規制の実施の経験と経済学の理論的な研究の成果
2 世界全体での排出削減を進めるために期待される役割
①より重要性を増す途上国支援
②炭素市場を通じた途上国への資金支援と技術移転
③世界全体での効率的な排出削減への貢献
column 日本の温暖化対策を進める上でのJクレジットの意義
第3章 様々なカーボンクレジット制度
1 カーボンクレジットの取得と利用に関わる制度に求められる機能
①ガバナンス
②運営に必要とされる方法論・基準などのルール・手続き
③カーボンクレジットの発行・移転・利用に必要とされる登録簿
2 カーボンクレジット制度の種類
①国際条約が運営主体となっているもの
②ボランタリークレジット
③各国が運営するカーボンクレジット制度
④日本の制度(JクレジットとJCM)
3 これまでの経緯とプロジェクト開発・カーボンクレジット発行の推移
①カーボンクレジット制度のこれまでの経緯
②CDMとボランタリークレジットのこれまでの実績(プロジェクトの種類とカーボンクレジット発行量)
③JクレジットとJCMのこれまでの実績(プロジェクトの種類とカーボンクレジット発行量)
column PACM登録簿に設けられた口座と機能
第4章 カーボンクレジット発行のために必要な方法論と手続概要
1 方法論とは何か
2 ベースライン排出量と排出削減量の算定
①ベースラインシナリオとベースライン排出量
②ベースラインシナリオ選定の考え方
③排出削減量・除去量の算定方法とバウンダリー・リーケージとモニタリング方法
④様々なベースライン排出量の設定アプローチ(CDM、PACM、JCMのそれぞれの考え方)
column デフォルト値と標準化方法論
3 追加性の考え方
①追加性の定義と必要とされる理由
②CDMとPACMの下での追加性の定義と判断のための手続き
③CDMとPACMの追加性の証明方法の違い
④小規模CDMと日本の制度
4 カーボンクレジット発行までの手続き
②プロジェクト登録に向けた準備(方法論の策定、PDD作成)の手続き
column PoAとは何か
③プロジェクト登録までの手続き(ホスト国承認、有効化審査、登録手続き)
④プロジェクト登録後の手続き(モニタリングの実施と記録、排出量の検証、カーボンクレジット発行申請)
⑤ダブルカウント回避手続き及び関連する手続き
column 京都議定書とパリ協定でダブルカウント回避手続きが異なる理由
第5章 カーボンクレジット活用のメリットとリスク管理
1 カーボンクレジットの活用方法
①カーボンクレジットの活用方法の全体的な動向
②大きな影響力を持ちうる需要―CORSIA―
③企業の自主的な取組みの利用の需要
④新しい技術・新たなビジネスの展開を目的とした利用
2 カーボンクレジットに関わるリスク
①プロジェクトリスク
②ダブルカウントのリスク(ホスト国の承認に関わる不確実性)
③レピュテーションリスク(グリーンウォッシングなどの批判)
3 信頼性確保のための対応策
①ICVCMにおける信頼性確保に向けた活動
②ICVCMにおけるCCPs適格の判断結果
4 リスクへの対応策
column REDD+への批判の背景
第6章 除去とネットゼロ目標達成のためのカーボンクレジット活用戦略
1 排出削減から除去へ
①ネットゼロ目標と除去
②具体的な除去の活動
2 除去と永続性
①永続性の確保するための対応策
②補填による永続性への対応
③バッファープールによる永続性への対応
3 除去に関する様々な制度の動向
①除去由来のカーボンクレジットの市場での取引と供給の状況
②除去をめぐる各国政府や企業の動向
4 今後の展望と企業戦略の方向性
①不確実性がある中で迫られる対応
②今後の予想されるカーボンクレジットの役割
おわりに
▼もっと見る
・改正GX推進法に完全対応!排出権取引制度(GX-ETS)の義務化に伴い、企業が直面する新たな法的義務と対応実務がわかる。
・20年以上にわたりカーボンクレジットの研究・制度設計・国際交渉に携わった著者が、初学者にもわかりやすく解説。
・カーボンクレジット売買のリスクと対応を解説。グリーンウォッシュ批判や情報開示義務への対応、社内外への説明ができる。