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自治体職員のための文書起案ハンドブック

定価

定価

1,650 (本体:1,500円)  

編著者名

澤俊晴 著

  • オススメ
  • 単行本
  • 自治・行政
ISBN 978-4-474-02879-1
発刊年月日 2013-04-01
判型 B6判
ページ数 208
巻数/略称
商品コード 028795

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商品概要

本書は、新人職員だけでなく、中堅職員にも役に立つよう、自治体職員ならば必ず行う文書の「起案」に着目して、文書・法務について必要な知識をやさしく・丁寧に説明しています。

目次

はじめに
第1章 起案とは何か
第1節 これだけは知っておこう!
 ●起案に必要な予備知識
1 起案って何だ!?
 ●起案
2 公文書って何だ!?
 ●公文書
3 公文書も時代の波にのまれる!
 ●一昔前と昨今の公文書
4 同じ「公文書」でもちょっと違う
 ●公文書の管理と情報公開
5 いいかげんは許されない
 ●公文書管理法と公文書管理条例制定の動き
6 書き方ルール
 ●公用文
7 ハンコは大事
 ●公印
8 押すべきか、押さざるべきか
 ●押印の見直し
第2節 さあ起案だ!でもその前に
 ●起案の準備と起案用紙
1 まずは心の準備から
 ●起案の準備
2 外見も中身もよく考えて
 ●起案の際の確認事項
3 組み立てルール
 ●起案の構成
【コラム 公文書管理の変革期】

第2章 起案文書の内容
第1節 イロイロな中身がある
 ●内容
1 伝える
 ●通知
2 お返事をください
 ●照会・回答
3 一方的に
 ●許認可と命令
4 よく話し合って決める
 ●契約
5 あげるけど、ただじゃない
 ●交付決定(補助金)
6 相談します
 ●協議
7 ただの約束か?
 ●協定
8 警告です
 ●行政指導
第2節 中身のゆくえを左右する
 ●行政活動の3類型
1 やっちゃだめです
 ●規制行政
2 お金あげます
 ●給付行政
3 前もって用意します
 ●調達行政
第3節 誰が相手か
 ●起案の対象となる相手方
1 対象は2つのひと
 ●人と法人
2 身も心もないけど
 ●法人の存在意味
3 誕生はルールに沿って
 ●法人の設立
4 担い手が必要です
 ●法人の機関
5 人と法人のはざまで
 ●権利能力なき社団
【コラム 不服申立て・訴訟件数の増加】

第3章 起案文書の根拠と理由
第1節 何がよりどころですか パートⅠ
 ●根拠(法令・例規)
1 この上なく高い決まり
 ●憲法
2 国会が決める決まり
 ●法律
3 内閣が決める決まり
 ●政令
4 大臣が決める決まり
 ●府令、省令
5 議会が決める決まり
 ●条例
6 首長が決める決まり
 ●首長が定める規則
7 委員会が決める決まり
 ●首長以外の機関が定める規則
8 決まりはどうやって決まるのか?
 ●法令などの成立過程
第2節 何がよりどころですか パートⅡ
 ●根拠(法令・例規以外)
1 申し渡す
 ●訓令、通達
2 ハードルです
 ●基準
3 特定の法形式を意味しな
い ●規程
4 便利だけど効力はない
 ●要綱、要領、マニュアル、手引
5 手助けします
 ●補助金交付要綱
6 指導のルール
 ●行政指導要綱
7 仕事をどう進めるか
 ●事業実施要綱
8 誰を集めて何をするか
 ●組織設置要綱
9 手順を決めておく
 ●事務処理要綱
第3節 どうしてそうするのですか?
 ●起案の理由
1 理由のない起案はない
 ●理由作成上の留意点
2 伝える
●通知
3 皆に知らせる
 ●公示
4 許す
 ●許認可
5 設ける
 ●要綱策定
6 お願いする
 ●他の行政機関への申請
【コラム 約30年ぶりの常用漢字表の改訂】

第4章 起案の際の注意点
第1節 キチンとチェック
 ●起案の際に確認すべきこと
1 権利と自由を制限するときは
 ●根拠規範
2 権利と自由は制限しないけど
 ●根拠が要綱の場合
3 これを守らないとアウトです
 ●制約規範
4 処分のときに守るルール
 ●行政手続
5 補助金を扱うときに守るルール
 ●補助金等適正化
6 契約のときに守るルール
 ●契約規則等
7 他人の仕事に手出し不可
 ●組織規範
8 根拠は?手続は?なぜあなたが?
 ●事務処理に際しての確認事項
第2節 許可すべきか、せざるべきか
 ●起案時の判断基準
1 結論に至る流れ
 ●判断過程
2 許可申請があったときは
 ●審査基準
3 改善命令を出すときは
 ●処分基準
4 法定受託事務のときは
 ●処理基準
5 しょせん助言です
 ●技術的助言
6 裁判所の判断も視野に
 ●判例
7 最後の頼み
 ●法の一般原則・裁量統制の基準
【コラム 法体系の複雑化と高度化】

第5章 起案後
第1節 作ったら終わり!じゃない
 ●起案文書が完成したら
1 最後に誰が決断するのか
 ●専決と事務委任
2 トップまでに誰のハンコが必要なのか 回議・合議(あいぎ)・決裁
3 慣れたら便利
 ●電子決裁
第2節 ハンコをもらっても終わりじゃない
 ●起案文書が決裁になったら
1 決裁の後
 ●施行
2 ポストへ投函
 ●発送
3 伝わらないと意味がない
 ●到達主義
4 相手がいない
 ●公示送達
5 皆に知らせる パートⅠ
 ●公布
6 皆に知らせる パートⅡ
 ●公告・公示・告示
【コラム 地方分権の進展】

第6章 施行後
第1節 施行したら終わり!じゃないかも!?
 ●施行後に予想される出来事
1 後から何かが起こる
 ●施行後の事務手続
2 処分にもの申す!
 ●行政不服審査・行政訴訟
3 違反は許しません
 ●改善命令・罰則適用
4 失われた信頼
 ●契約の解除
第2節 訴状が届いたら
 ●裁判所の構成と裁判手続
1 裁判の場とは
 ●裁判所
2 裁判も様々
 ●裁判手続
3 判決まで
 ●訴訟の流れ
4 あたふたしないために
 ●訴訟が提起された際の注意事項
【コラム 自治体職員の現状】
おわりに

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商品の特色

現役自治体職員の著者が、自治体の現場で必要な文書・法務の知識を起案の流れに沿って解説しました。

新人職員の研修テキストやOJT教材に最適です。

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