ISBN |
978-4-474-06586-4 |
発刊年月日 |
2018-11-13
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判型 |
A5判/C3032 |
ページ数 |
304 |
巻数/略称 |
/法務知財契約 |
商品コード |
065862
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契約交渉の準備から契約終了後までのプロセス全体にわたって、法律、交渉、リスクマネジメントの3つの視点から、交渉セオリーを活かし、契約交渉の成功確率を上げるためのナレッジを、企業の法務・知財担当者が学ぶことができる一冊。契約交渉を実践的に身に付けることができる。
はじめに
第1部 契約交渉の理論
第1章契約交渉の概念
第2章契約交渉と法的アプローチ
第3章契約交渉と交渉的アプローチ
第4章契約交渉とリスクマネジメント的アプローチ
Column1 交渉学と大学教育
Column2 交渉学と企業の人材育成
Column3 企業の法務部と知財部
Column4 交渉学と交渉術
Column5 交渉学研究①「論理的思考」
Column6 交渉学研究②「行動心理学」
第2部 段階別の方法論
第1章法的アプローチの5段階プロセス
第2章交渉的アプローチの5段階プロセス
第3章リスクマネジメント的アプローチの5段階プロセス
Column7 成功確率の高い交渉法①「ブレスト交渉」
Column8 成功確率の高い交渉法②「肯定的フレーミング」
Column9 成功確率の高い交渉法③「例示シミュレーション」
Column10 成功確率の高い交渉法④「影響者交渉」
Column11 成功確率の高い交渉法⑤「非言語コミュニケーション」
Column12 成功確率の高い交渉法⑥「ブレイク」
Column13 成功確率の高い交渉法⑦「シーティング」
Column14 成功確率の高い交渉法⑧「メールコミュニケーション」
Column15 注意すべき交渉法①「グッドコップ・バッドコップ」
Column16 注意すべき交渉法②「二分法の罠」
Column17 注意すべき交渉法③「アンカリングの罠」
Column18 注意すべき交渉法④「ドア・イン・ザ・フェイス」
Column19 注意すべき交渉法⑤「フット・イン・ザ・ドア」
Column20 注意すべき交渉法⑥「タイムプレッシャー」
Column21 注意すべき交渉法⑦「シングル・ネゴシエーション・テキスト」
Column22 注意すべき交渉法⑧「過去の支出の罠」
第3部 契約別の方法論
第1章秘密保持契約
1―秘密保持契約とは
2―サンプル契約
第2章売買契約
1―売買契約とは
2―サンプル契約
第3章取引基本契約
1―取引基本契約とは
2―サンプル契約
3―三つのアプローチ
(1)法的アプローチ/(2)交渉的アプローチ/(3)リスクマネジメント的アプローチ
第4章業務委託契約
1―業務委託契約とは
2―サンプル契約
3―三つのアプローチ
(1)法的アプローチ/(2)交渉的アプローチ/(3)リスクマネジメント的アプローチ
第5章共同研究開発契約
1―共同研究開発契約とは
2―サンプル契約
3―三つのアプローチ
(1)法的アプローチ/(2)交渉的アプローチ/(3)リスクマネジメント的アプローチ
第6章提携契約
1―提携契約とは
2―サンプル契約
3―三つのアプローチ
(1)法的アプローチ/(2)交渉的アプローチ/(3)リスクマネジメント的アプローチ
第7章システム開発契約
1―システム開発契約とは
2―サンプル契約
3―三つのアプローチ
(1)法的アプローチ/(2)交渉的アプローチ/(3)リスクマネジメント的アプローチ
第8章特許ライセンス契約
1―特許ライセンス契約とは
2―サンプル契約
3―三つのアプローチ
(1)法的アプローチ/(2)交渉的アプローチ/(3)リスクマネジメント的アプローチ
第9章代理店契約
1―代理店契約とは
2―サンプル契約
3―三つのアプローチ
(1)法的アプローチ/(2)交渉的アプローチ/(3)リスクマネジメント的アプローチ
第4部 タイプ別の方法論
第1章提携交渉
Episode 1 紛争解決条項を提示した意外な理由!
第2章クレーム交渉
Episode 2 突然の条件変更は乗り越えられるか?
第3章代理人交渉
Episode 3 依頼人の本当の利益は何か?
第4章国際交渉
Episode 4 〇〇人は××タイプは、本当か?
第5章多数当事者間交渉
Episode 5 敵は本能寺にあり!
Column23 交渉力の育成方法①「ディベートとロール・シミュレーション」
Column24 交渉力の育成方法②「ロール・シミュレーション(模擬交渉)」
Column25 交渉力の育成方法③「リフレクション(感想戦)」
Column26 交渉力の育成方法④「ショートケース演習」
Column27 交渉力の育成方法⑤「ストレッチ演習」
Column28 交渉力の育成方法⑥「マップ化演習」
Column29 交渉学の活用方法①「リーダー人材の育成」
Column30 交渉学の活用方法②「ナレッジの伝承」
Column31 交渉学の活用方法③「組織内の共通言語化」
Column32 交渉学の活用方法④「部門間の連携強化」
Column33 交渉学の活用方法⑤「チームコンサルティング」
Column34 交渉学の活用方法⑥「模擬記者会見」
第5部 ストーリーで学ぶ逆引き理論解説
演習1 秘密保持から始める提携交渉
演習2 共同開発契約の価値とリスク
演習3 第三者からのクレーム交渉
おわりに
事項索引
▼もっと見る
(1) 法律、交渉、リスクマネジメントの3つの視点から、交渉セオリーを活かし、契約交渉の「成功確率」を上げるナレッジが身に付く。
(2) 契約書作成における契約条項の問題点と注意点、契約書作成の意義と目的を意識するポイントをつかむことができる。
(3) 提携、クレーム、国際交渉などを契約の段階別に方法論を学ぶことができる。
(4) ケーススタディ演習では、契約条文や交渉シナリオのマップ化を紹介し、事例を通じて、交渉の具体的なプロセスが学べる。