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インターネット権利侵害 削除請求・発信者情報開示請求“後”の法的対応Q&A

ネット上の権利侵害時の削除請求、発信者情報開示請求“後”の被害回復や紛争解決(損害賠償、和解等)について、弁護士が取るべき法的手段を解説した唯一の書。

定価

2,970 (本体:2,700円)  

編著者名

深澤諭史 著

  • 新刊
  • 単行本
  • 法曹
ISBN 978-4-474-06913-8
発刊年月日 2020-01-30
判型 A5判/C2032
ページ数 208
巻数 / イン権利侵害
商品コード 069138

商品概要

削除請求・発信者情報開示請求が行われた後の対応について、被害回復手段、賠償請求のコツ、当事者の属性に応じた配慮等のノウハウを、Q&A形式で具体的に挙げて解説。裁判例や和解等の実例を豊富に盛り込んで解説する。

目次

はしがき

第1章 ネットトラブルの基本
1 本書で取り扱う範囲
  Q1.本書で取り扱う範囲を教えて下さい。
  Q2.類書とはどのような点が違うのでしょうか。
  Q3.なぜ受任時の説明、方針選択、賠償請求が重要なのでしょうか。
  Q4.本書で扱う内容に何か特徴はありますか。
2 ネットトラブルの定義
  Q5.本書で扱うネットトラブルの定義を教えて下さい
  Q6.最近はどんなトラブルが多いでしょうか。
  Q7.賠償金の相場はどのくらいでしょうか。高額になっていると聞きますが……。
3 被侵害利益別の基本
(1) 名誉権侵害
  Q8.ネットにおける名誉権侵害にはどのような内容、「きっかけ」がありますか。
  Q9.加害者は、被害者の知り合いが多いのでしょうか。
  Q10.名誉毀損について違法性阻却事由(正当化事由)が認められることはあるのでしょうか。
  Q11.具体的な事実を摘示しない「バカ」などの投稿は違法性が認められますか。
  Q12.名誉感情侵害の主張はどの程度認められるのでしょうか。
  Q13.ペンネームなどへの中傷について名誉毀損は認められますか。
  Q14.刑事処罰の実際を教えて下さい。
(2) プライバシー侵害
  Q15.プライバシー侵害にはどのようなケースがありますか。
  Q16.プライバシー侵害の主張を検討すべき場合を教えて下さい。
(3) 著作権侵害
  Q17.著作権侵害にはどのようなケースがありますか。
  Q18.著作権侵害は最近増えているのでしょうか。
  Q19.他に留意点があれば教えて下さい。
(4) 業務妨害
 Q20.業務妨害事案で注意をすべき点はありますか。
 Q21.いわゆる「荒し」行為については、発信者情報開示請求は認められるのでしょうか。

第2章 相談から受任まで
1 被害者:確認すべきことのリスト
(1) いつ・どこへの投稿か
 Q22.他の媒体への名誉毀損等と違って、特に相談者に理解してもらうことはありますか。
 Q23.投稿の掲載場所の確認が重要なのはなぜですか。
 Q24.外国法人が運営するサイトへの対応はどうしたらよいのでしょうか。
 Q25.コピーサイトにも対応すべきでしょうか。
 Q26.「脅威度」の判定を教えて下さい。
 Q27.依頼者に「脅威度」次第で請求を検討すべきと説得するコツはありますか。
(2) どんな投稿か
 Q28.一般的に悪質と判断されやすいのは、どんな投稿なのでしょうか。
 Q29.法的措置をとるのに気をつけないといけない、警戒すべき投稿にはどんなものがありますか。。
 Q30. Q29の投稿について法的措置について気をつけないといけない(慎重にならないといけない)理由は何ですか。
(3) どんな被害があるか
 Q31.被害を知ることは、どんな意味があるのでしょうか。
 Q32.被害の主張立証は、は削除請求や発信者情報開示請求では有効でしょうか。
(4) 希望は何か、代案はあるか
 Q33.削除請求や発信者情報開示請求以外の方法はあるのでしょうか。
 Q34.「ステートメント」を出す場合の注意点について教えて下さい。
 Q35.中傷を無視すべき場合も教えてください。
(5) 想定される加害者についてわかること
 Q36.加害者の属性はなぜ重要なのですか。
 Q37.加害者の属性上の留意点を教えて下さい。
2 削除請求の見通し
 Q38.削除請求の見通しを判断するポイント、相談者への説明のポイントを教えて下さい。
3 開示請求の見通しの留意点
(1) 基本:難しくてハイリスク
 Q39.発信者情報開示請求は認められにくいというのは本当でしょうか。
 Q40.なぜ、発信者情報開示請求は認められにくいのですか。
 Q41.発信者情報開示請求が認められなかった場合のリスクを教えて下さい。
(2) 契約上の留意点
 Q42.発信者情報開示請求について受任をする場合、契約において注意すべき点は何ですか。
 Q43.弁護士費用の設定が重要なのはなぜですか。
 Q44.賠償請求において発信者情報開示請求費用が認められやすくするコツを教えてください。
4 賠償請求の見通しの留意点
(1) 賠償金の実際:訴訟外と訴訟内
 Q45.裁判外の請求と裁判上の請求において留意すべき点はありますか。
 Q46.少しでも高い金額をとるために留意すべき点はありますか。
(2) 回収可能性の問題
 Q47.回収可能性について、この種の事件で特に注意をすべき点はありますか。
 Q48.子どもが加害者の場合、親に請求をすることはできるでしょうか。
(3) 金銭以外で代替できるか
 Q49.金銭以外の解決の可能性はあるでしょうか。
 Q50.金銭以外で解決するのであれば、どのような方法がありますか。
5 発信者(加害者)からの相談
(1) 「発信者情報開示請求に係る意見照会」が来た段階での相談
 Q51.発信者からの相談にはどのようなものがありますか。
 Q52.どういった点を答えるべきでしょうか。
 Q53.発信者情報開示請求に係る意見照会とは何ですか。
 Q54.意見照会の重要性について教えて下さい。
(2) 「発信者情報開示請求に係る意見照会」への回答
 Q55.意見書には具体的にはどのような回答をすべきでしょうか。
 Q56.任意に開示に応じる場合やメリットについて教えてください。
 Q57.見るからに酷い罵倒なのですが、どのように反論をすればよいでしょうか。
 Q58.相談者が自分で意見書を書きたいというのですが、注意点はありますか。
 Q59.真実性が問題になる場合、記載のコツを教えて下さい。
 Q60.真実性の証拠がない場合はどうしたらよいのでしょうか。
 Q61.真実性の立証が難しい場合、どのような反論が考えられるでしょうか。
(3) 確認すべき点は基本的に被害者(被害を主張する者)と同じ
 Q62.賠償請求を受けた段階で確認すべきことは何ですか。
 Q63.金額の見通しはどのように伝えるべきでしょうか。
(4) 賠償請求手続の流れの説明
 Q64.賠償請求について、その手続の流れについてはどのように説明すべきでしょうか。
 Q65.他の事件と比べてネット事件において特に気をつけて説明すべき点はありますか。
(5) 発信者からの相談と弁護士業務妨害の問題
 Q66.発信者からの相談について、弁護士が気をつけるべきことを教えてください。
 Q67.事前にリスクを想定、あるいは予防することはできますか。できるとすれば、どうしたらよいのでしょうか。

第3章 裁判外請求について
1 裁判外請求をすべきか、すぐに提訴すべきか
(1) 基本は他の事件と同じだが特有の注意点も
 Q68.すぐに提訴をすべきでしょうか。
 Q69.すぐに提訴をした場合のメリット・デメリットについて、特に金額や費用倒れ以外の点について教えて下さい。
(2) 原則:裁判外請求をすべきである
 Q70.裁判外請求から始めるべきなのはなぜですか。
(3) 発信者情報開示請求で開示された者と投稿者が違うケース
 Q71.発信者情報開示請求で開示された者に請求をしたところ、投稿者ではないといわれました。どうしたらよいでしょうか。
 Q72.回線契約者に賠償請求はできますか。
 Q73.真の投稿者を教えない、あるいは完全にシラを切られたらどのように反論すればよいですか。
2 最初の請求額・期限について
(1) 基本的な考えについて:賠償額の実際
 Q74.賠償額の相場はありますか。
 Q75.被害者や発信者からの相談に対して、Q74について説明するコツを教えてください。
(2) 請求金額の実際
 Q76.最初の請求金額はどの程度の金額にすることが多いのでしょうか、また設定についてはどのような考慮をすべきでしょうか。
 Q77.低い金額を設定すべき場合はどんな場合ですか。
 Q78.結局、どのような請求をすべきでしょうか。
(3) 期限をどうするか
 Q79.回答期限はどう設定したらよいでしょうか。
(4)提訴予告と提訴
 Q80.提訴予告の注意点を教えて下さい。
(5) 「共炎」の注意点
 Q81.法的な問題以外で、請求文面の注意点はありますか。
 Q82.「共炎」とは何ですか。それを防ぎながら依頼者の理解を得るには、どのようにしたらよいでしょうか。
(6) 和解金額の実際
 Q83.和解金額の実際を教えて下さい。
 Q84.被害者を代理する場合、和解金を高額にするコツはありますか。
 Q85.発信者を代理する場合、和解金を低額にするコツはありますか。
(7)発信者の立場から、請求と交渉から何を読み込むべきか
 Q86.発信者の代理人ですが、相手方の交渉態度からどのような点を読み込むべきですか。また、交渉上留意すべき点、有利に進めるテクニックなどがあれば教えてください。
3 交渉について
(1)被害者側は基本的には時間をかけるべきではないこととその理由
 Q87.被害者側は時間をかけてはいけない理由は何ですか。
(2) 代案のコツ
 Q88.当初の請求に応じることができない、金銭の支払が難しいなどとして、提案を拒まれた場合、被害者側としては、どんな代案があるのでしょうか。
 Q89.被害者の請求をそのまま受け入れることができない場合、発信者側としては、どのような代案があるのでしょうか。
(3) 刑事事件との関係
 Q90.ネット投稿被害と刑事責任について教えてください。
 Q91.名誉毀損での刑事告訴の実際について教えてください。
4 まとめ:裁判外解決が双方の利益になる
 Q92.ネット上の表現トラブルにおいては、裁判外解決の方が望ましいのですか。それはなぜですか。

第4章 裁判上の請求について
1 裁判上の請求の基本
(1)提訴するのであれば早くすべきである理由
 Q93.提訴はいつぐらいにすべきでしょうか。
(2) 提訴のリスク
 Q94.提訴のメリットとリスクについて教えてください。
 Q95.裁判記録をネット上にアップロードする行為は違法ですか。
(3) 提訴裁判所はどこにすべきか
 Q96.提訴裁判所の決め方の留意点を教えてください。
 Q97.相談者の住所は事務所のそばなのですが、遠隔地の裁判所に提訴されています。受任してもよいでしょうか。
(4)開示に要した弁護士費用はどうすべきか
 Q98.開示に要した弁護士費用も請求すべきでしょうか。何か注意点はありますか。
2 裁判上の主張立証の基本
(1) 開示訴訟+αが原則
 Q99.賠償請求訴訟では、発信者情報開示請求訴訟と同様の主張立証だけで十分ですか。
 Q100.賠償請求訴訟では、どんな証拠を出すべきでしょうか。
(2) 被害立証のコツ、裁判所が重視するであろうポイント
 Q101.被害立証のコツについて教えてください。
 Q102.裁判所が重視するであろうポイントについて教えてください。
(3) 個人の被害立証の問題
 Q103.個人の被害立証における留意点を教えてください。
(4) 企業の被害立証の問題
 Q104.企業の被害立証における留意点を教えてください。
3 発信者側の反論の基本
(1) 被害に対する反証について
 Q105.被害主張に対する反論には、どのようなものが考えられますか。
(2) 名誉毀損における違法性阻却事由の主張について
 Q106.違法性阻却事由の主張はすべきでしょうか。するとしたらどのような問題がありますか。
(3) 被害者の属性にに関する反論について
 Q107.被害者の属性や言動を反論に使ってもよいでしょうか。「著名人だから……」、あるいは「反論をしているから……」、などです。
4 和解について
(1)和解のメリット
 Q108.この種の事案の裁判上の和解のメリットを教えてください。
(2)被害者としてはいかなる条項を希望すべきか
 Q109.被害者としては、いかなる条項を希望すべきですか。
(3)発信者としてはいかなる条項を希望し、あるいは注意すべきか
 Q110.発信者としては、いかなる条項を希望し、注意をすべきですか。
5 秘密の保持と記録の閲覧制限について
 Q111.依頼者が事件を秘密にしたいといっていますが、どうしたらよいですか。

第5章 まとめ
1 被害者・発信者の受任と交渉上の注意点のまとめ
 Q112.ネット上の表現トラブルを被害者から受任する際と交渉する際の注意点をまとめてください。
 Q113.ネット上の表現トラブルを発信者から受任する際と交渉する際の注意点をまとめてください。
2 提言
 Q114.今後のネットトラブルにおける法整備は、どのようにあるべきでしょうか。

商品の特色

○インターネット上での権利侵害時、削除請求・発信者情報開示請求後の対応について、被害回復手段、賠償請求のコツ、当事者の属性に応じた配慮等のノウハウを、Q&A形式で具体的に挙げて解説。

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