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アセスメントでつかむ! 家族の対応が難しいケースのケアマネジメント術

―意向が違う サービスを拒む 暴言・暴力を振るう―

ケアマネジャーが、家族の対応が難しいケースに直面した場合に、どのようなアセスメントを実践すればよいか、その留意点とポイントを具体的に解説。利用者・家族の抱える本当の課題を正しく客観的につかむことで、利用者も家族も納得できる最良の支援策を提案できるようになる一冊!

在庫あり

定価

定価

2,200 (本体:2,000円) 在庫あり

編著者名

石山 麗子 編著

  • 新刊
  • 単行本
  • 介護・福祉
ISBN 978-4-474-09440-6
発刊年月日 2024-12-02
判型 A5判/C2036
ページ数 192
巻数/略称 /ケアマネ家族
商品コード 094409

商品概要

家族の対応が難しいケース(意向が違う、サービスを拒む、暴言・暴力を振るう)を支援するケアマネジャーがもっておきたい基本的な姿勢や留意点がわかる。また、「適切なケアマネジメント手法」や、課題分析標準項目の改正の経緯などを通して、そのようなケースに対するアセスメント方法を解説。

目次

はじめに  
解説編 家族を支援するための知識と手法

第1章 ケアマネとしてもっておきたい家族支援の視点
1.「家族支援」とはなにか
2.なぜ家族支援に取り組むのか
 1)介護は他者の関与を受けるため
 2)家族は介護から逃れることが難しいため
 3)積み重ねてきた生活の要素に転換を求められるため
 4)それまでの家族の暗黙のルールでは対処できないため
 5)家族自身に支援が必要であるため
 6)家族を納得させないと利用者支援に到達できない場合があるため
 7)家族の問題を発見できるため
3.どうして家族支援は難しいのか
 1)家族支援を難しくしている環境要因ー現在のケアマネジャーを取り巻く状況ー
 2)環境要因以外の理由ー家族を捉えることの難しさ、家族支援の範囲の広さー
 3)家族支援は複雑なのに言語化していないから
4.家族支援の基本的な考え方
 1)家族支援の移り変わり
 2)何のために、家族の誰に目を向け、どのような方針で支援するのか
 3)家族支援の必要性
 4)ケアマネジャーが行う家族支援の基本形
 5)その家族が潜在的にもつ力を最大限に発揮すること
 6)ファミリー・サイクルを捉え、家族の成長を促す
 7)危機的移行を避ける予防的観点
 8)要介護者等に該当するファミリー・サイクル
5.家族が抱えるストレス
 1)ストレスとは
 2)家族の介護負担とストレス
 3)ストレスとなりやすい状況や関係を知っておく
 4)別居家族が抱えるストレス
 5)認知症の人の家族が抱えるストレス
6.ケアマネジャーが陥りやすい支援の落とし穴
 1)家族への期待
 2)専門職の判断・提案を押し付けていないか
7.ケアマネジャーは「配慮」をする存在
コラム ケアラーの4類型

第2章 家族支援で行うアセスメント
1.家族アセスメントの基本
 1)家族や家族支援に対する考え方・視点・アセスメント項目
 2)家族とケアマネジャー両者にとって有益であること
 3)家族支援の目的に沿ったアセスメント
 4)家族との信頼関係の構築
 5)情報収集の理由を説明できること
 6)多職種で情報を共有し、家族情報を立体的に捉える
 7)家族支援の対象の考え方
 8)別居家族をアセスメント対象として認識する
2.家族像を捉えるアセスメント
 1)ケアマネジャーが家族像を捉えるアセスメントの視点
 2)家族関係を把握する方法
 3)家族像を捉えるアセスメント方法
3.ファミリーライフサイクルピクチャーの活用による時間軸を含めた家族像の把握
4.家族状況を捉えるアセスメント
 1)家族状況を捉えるアセスメント項目
 2)課題分析標準項目の改正ポイント
 3)課題分析標準項目で家族の取扱いはどう変わったのか
5.「適切なケアマネジメント手法」における家族支援の考え方 
 1)「適切なケアマネジメント手法」の構成
 2)基本ケア活用の原則
 3)「家族等への支援」の考え方
 4)誰を支援対象と考えるか
6.家族支援におけるケアマネジャーの基本的なかかわり方
コラム 家族関係が良いほど本人の水分摂取量は多い!?
コラム アプローチプランの設定
コラム キーパーソンは誰?

事例編 家族支援の実践ー意向が違う、サービスを拒む、暴言・暴力を振るうー

事例1 利用者は在宅、家族は施設希望の事例
    ー母と娘を承認し続け、それぞれの新しい生活を方向づけた支援ー
事例2 家族が認知症の利用者を強い口調で責めている事例
    ー長男の急死、胸の内を語らない義母を介護する長男妻の思いに寄り添う支援ー
事例3 妄想性障害のある利用者と家族が互いを攻撃している事例
    ー統合失調症の義母を支援する長男嫁の孤独な立場と気持の変化に寄り添う支援ー
事例4 家族が介護サービスを受け入れない事例
    ー未婚・男性介護者の自己流介護の意図をくみ取りながらの支援
事例5 家族に精神疾患の疑いがあり共依存になっている事例
    ーケアマネジャーが葛藤を感じながらも、受診勧奨に応じない長女へ行った粘り強い支援ー
事例6 独居で子どもがいない利用者を、疎遠だった親族がキーパーソンとなり支援した事例
    ーこれまでの関係が疎遠な親族からの協力を受けるに当たり配慮しながら進めた支援ー
事例7 同居の家族は在宅、別居の家族は施設希望の事例
    ー同居の家族と別居の家族のまとまらない意思決定を伴走しながら支援した事例ー

▼もっと見る

商品の特色

○ケアマネが悩みがちな「家族の対応が難しいケース」に直面した際のアセスメントの基本的姿勢や利用者・家族と向き合う上で押さえておきたい留意点がよくわかり、明日からの実務に活かせる!
〇現役のケアマネが実際に経験した7つの事例をもとに、その実務の流れの中で、正しく状況を把握するために必要なアセスメントの実践方法やポイントを簡単に押さえることができる!
〇「適切なケアマネジメント手法」の作成に携わった著者が、本手法の活用方法や課題分析標準項目の改正の経緯を通じて、今日のケアマネジャーに求められているアセスメント方法がわかる!

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