自分の「好きな仕事」を見つけ、それを業務の中心に据え、事務所を経営する具体例を紹介。
2,860円 (本体:2,600円)
ISBN |
978-4-474-05995-5 |
発刊年月日 |
2018-06-26
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判型 |
A5判/C2034 |
ページ数 |
208 |
巻数/略称 |
/弁護士仕事 |
商品コード |
059956
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世間的には“ニッチ”“お金にならない”と思われていても、自らの「好きな仕事」(=弁護士を志す過程で携わりたいと思っていた分野や、業務を行う中で関心を持った分野の仕事)を中心に行い、事務所経営を成り立たせている具体例を紹介。
01 板倉 陽一郎
データ保護に関する法律業務は圧倒的な需要過多
業務の中心分野:データ保護、データプライバシー
COLUMN 神内 聡
スクールロイヤーとしての生き方
02 指宿 昭一
労働者の権利と尊厳を守る労働者側労働事件専門事務所
業務の中心分野:労働事件(労働者側)、外国人事件(在留資格関係)
03 奥村 徹
取扱い罪名については全部の裁判例を把握して、
的確な弁護方針を示して、厳格な法令適用と適正な量刑を求めます
業務の中心分野:刑事弁護(不正アクセス行為の禁止等に関する法律・児童買春、児童ポルノに係る行為等の規制及び処罰並びに児童の保護等に関する法律・青少年健全育成条例・強制わいせつ罪・強姦罪・児童福祉法・著作権法・信用毀損・名誉毀損・わいせつ図画公然陳列・電子計算機損壊等業務妨害・不正指令電磁的記録に関する罪)
04 小野田 峻
社会起業家向けシェアオフィス運営を通じたビジネスの横断的支援
業務の中心分野:社会起業家(ソーシャル・スタートアップ)支援、企業法務(主とし
て、企業内に入ってチームで進めていく形態の業務)
COLUMN 井垣 孝之
弁護士業と法人営業の相乗効果
05 國峯 孝祐
イノベーションを阻害する不合理規制の打破
業務の中心分野:政策法務(規制分析、政策提言、ロビイング)
06 佐藤 大和
「エンターテインメント業界の改革へ」エンターテインメント×法律
業務の中心分野:芸能・エンターテインメント
07 清水 陽平
ネット中傷・炎上の内容に応じた多方面からのアプローチ
業務の中心分野:インターネット法分野(投稿記事削除、発信者情報開示請求、ネッ
ト炎上対策、対応)、不法行為に基づく損害賠償請求、刑事告訴
08 高島 惇
子どもに前向きな人生をリーガルにとどまらない総合的な支援
業務の中心分野:学校案件、児童相談所案件
COLUMN 中村 真
ブログを生かして自分探しをしています!
09 林 大悟
精神障がい者による窃盗事件の弁護 再犯防止のための支援に特化
業務の中心分野:刑事弁護(クレプトマニア、認知症患者の万引き事案)
10 平林 剛
ケースに法の力を、法の現場にソーシャルワークの力を
業務の中心分野:精神保健福祉(家族問題、精神障がい者)
COLUMN 北 周士
株式会社士業クラスタ設立秘話
11 水野 泰孝
入口戦略としての行政事件
業務の中心分野:行政事件
12 安井 飛鳥
法と福祉の実践的協働によるイノベーション
業務の中心分野:福祉的援助を必要とする方への総合相談(子ども・若者を中心に障がい者、高齢者、生活困窮者等)、福祉機関との協働業務
13 山口 貴士
カルトに奪われた人生を取り戻すお手伝いをしています
業務の中心分野:カルト問題、消費者問題、表現の自由、英語を使う案件
COLUMN 保坂 晃一
サッカー好き作家弁護士の野望
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〇福祉関係、労働者側労働事件、刑事弁護、芸能・エンタメやインターネット法分野など、ある分野に特化して事務所経営を行う50期、60期弁護士の事例から、好きな仕事×経営のリアルがわかる。
〇好きな仕事に主軸を置いた事務所経営は経営上の工夫を凝らすことにより可能であり、その工夫は千差万別。様々な事例を通じて、経営を成り立たせるコツをつかむ。
〇具体的な業務内容や、なぜその業務を行っているか、どのようにしてその仕事で事務所を経営しているかを13名の弁護士が語る。
事例執筆陣:板倉陽一郎、指宿昭一、奥村徹、小野田峻、國峯孝祐、佐藤大和、清水陽平、高島惇、林大悟、平林剛、水野泰孝、安井飛鳥、山口貴士
〇また、「弁護士資格を生かした好きな仕事を軸とした副業」をテーマに、コラムも掲載。
コラム執筆陣:井垣孝之、北周士、神内聡、中村真、保坂晃一