日常の業務に忙しい管理者必見!チェック形式で実地指導のポイントがすぐわかる!
ISBN |
978-4-474-06861-2 |
発刊年月日 |
2019-08-29
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判型 |
A5判/C2036 |
ページ数 |
172 |
巻数/略称 |
/電実地指導通30 |
商品コード |
068619
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通所介護事業所に対して数年に一度必ず行われる「実地指導」で、事業所の業務停止や指定取消などの行政処分につながるような運営基準の誤り、介護報酬の返還につながるような算定要件の誤りを起こさないための、主に事業所の管理者向けの解説書。平成30年4月の報酬改定にも対応。
はじめに
実地指導の「リスク」は何か
コラム 平成30年度改定の総括(通所介護編)
第1章 人員・設備・運営基準 -指定取消しにならないために-
1 人員基準
指導事例1 常勤専従の生活相談員が別の事業所に勤務
●解説 通所介護の「単位」
●解説 常勤と非常勤、専従と兼務
●解説 常勤換算方法
●解説 介護職員数の計算方法
2 設備基準
指導事例2 不正請求の金額が7万円でも指定取消し
3 運営基準
(1)運営規程、重要事項説明書、契約書
指導事例3 人員配置や定員超過についての虚偽の報告・答弁
(2)個人情報利用の同意書
(3)運営推進会議(地域密着型通所介護のみ)
(4)その他の運営基準
(5)ケアマネジメントプロセス
(6)会計の区分
第2章 介護報酬の算定要件 -報酬返還にならないために-
1 通所介護費
(1)通所介護費
●解説 前年度の1月当たりの平均利用延人員数の計算
指導事例4 サービス提供時間を短縮せずに通所介護費を請求
(2)地域密着型通所介護費、療養通所介護費
2 減 算
(1)定員超過利用減算
(2)人員基準欠如減算
指導事例5 生活相談員の不在と定員超過の常態化
(3)事業所と同一建物内の利用者へのサービス提供
(4)送迎未実施減算
指導事例6 利用者を車内に拘束していた
3 加 算
(1)延長加算
指導事例7 サービス提供時間中の医療機関の受診
(2)中山間地域等に居住する者へのサービス提供加算
(3)入浴介助加算
指導事例8 清拭で入浴介助加算を請求
(4)中重度者ケア体制加算
●解説 看護職員・介護職員の計算方法
●解説 前3ケ月の考え方
●解説 要介護3以上の利用者の計算方法
(5)生活機能向上連携加算
(6)個別機能訓練加算
指導事例9 個別機能訓練計画なしで個別機能訓練加算を算定
指導事例10 実際には勤務していない機能訓練指導員を配置
(7)ADL 維持等加算
(8)認知症加算
●参考 認知症高齢者の日常生活自立度判定基準
(9)若年性認知症利用者受入加算
(10)栄養改善加算
指導事例11 介護保険サービスを提供しない日に入浴介助加算
(11)栄養スクリーニング加算
(12)口腔機能向上加算
(13)サービス提供体制強化加算
指導事例12 アセスメントの記録がない
(14)介護職員処遇改善加算
●参考 キャリアパス要件Ⅲ 確認用チェック表
4 算定の手続き
(1)「介護給付費算定に係る体制等状況」届の提出
(2)請求、給付管理、過誤申立
(3)値引きと不当値引きの考え方
第3章 介護保険外の料金、サービスとの関係
(1)その他の日常生活費
(2)外出でのサービス提供
(3)高齢者住宅併設の場合
指導事例13 生活相談員が高齢者住宅の夜勤業務に従事
(4)お泊りサービス
(5)共生型サービス
▼もっと見る
○運営基準違反とならないための人員・運営基準の解説、報酬返還とならないための介護報酬の算定基準の解説の2章立て。
○基準となる要件をチェック形式で確認でき、実地指導で指摘されることが多い、間違いやすいポイントや注意事項を絞って掲載したことで限られた時間での対応に役立つ。
○人員・運営基準では特に複雑でわかりにくい人員・利用者のカウントや「常勤換算」「勤務延時間」「専従」「兼務」等の考え方について、図解やイラストで解説。
○算定要件では報酬の返還にならないために、「これだけはおさえておきたい算定要件」に絞った内容構成。
○実際にあった指摘事例を掲載し、問題点などの解説を加えることで、身近な例として考え、対策することができる。