判決や裁決から読み解く時価の算定方法やそのエッセンス、著者の実務経験に基づく実務上の取扱いをQA形式で解説!
4,400円 (本体:4,000円)
上西左大信 編著/佐藤善恵・竹内春美・中村光伸 著
ISBN |
978-4-474-07967-0 |
発刊年月日 |
2023-09-08
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判型 |
A5判/C2032 |
ページ数 |
304 |
巻数/略称 |
/時価の算出方法 |
商品コード |
079673
|
財産評価基本通達からでは分からない特殊な財産等の「時価」の算出方法について、判決や裁決から重要なエッセンスを抽出し、さらに著者の実務経験をもとにした実務上の取扱いを数多く紹介しQA形式で解説した、相続実務に役立つ1冊!
Ⅰ 総論―各税目における時価の概説―
総論
1 会社法
2 企業会計
3 法人税法
4 所得税法
5 相続税法
Ⅱ Q&A
1 土地
Q1 貸宅地の評価
コラム 貸宅地(底地)の時価
Q2 借地権の評価の考え方(鑑定評価)
コラム 借地権あれこれ
Q3 地積規模の大きな宅地の評価(税務)
Q4 地積規模の大きな宅地に該当しない場合の評価(面積要件不適合)
Q5 地積規模の大きな宅地に該当しない場合の評価(中小工場地区に存する住宅開発用地)
コラム 三大都市圏とは
Q6 マンション敷地内にある道路沿いの私道の評価(歩道状空地)
Q7 歩道状空地の用に供されている宅地の評価(最高裁判決)
コラム 最高裁判決後の国税庁の取扱いの変更
Q8 土壌汚染された土地の評価(1)
コラム 特定有害物質とは
Q9 土壌汚染された土地の評価(2)
Q10 地下埋設物がある土地の評価
コラム 土壌汚染地の鑑定評価
Q11 利用価値の著しく低い土地の評価
Q12 いわゆる「羊羹切り」が可能な宅地の評価
Q13 セットバックが必要な宅地の評価
Q14 無道路地の評価
Q15 建築基準法上の建物敷地と道路
Q16 道路の確認方法
Q17 赤道・青道の評価
Q18 都市計画道路予定地の調べ方
Q19 都市計画道路予定地の区域内にある宅地の評価
コラム 買収予定価額で評価すべきか
Q20 位置指定道路の評価
コラム 掘削承諾書が必要な場合
Q21 船場建築線
Q22 船場建築線の鑑定評価上の取扱い
Q23 雑種地の評価
Q24 ゴルフ場の評価方法
コラム 市街化調整区域
Q25 農地の評価方法
Q26 山林の評価方法
コラム 立木の評価方法
2 建物
Q27 増改築した家屋の評価
Q28 豪邸の評価
Q29 周辺地域と不適合な建物の評価
Q30 古家の評価
Q31 相続開始時に空室があった賃貸用不動産の評価
Q32 収益性の低い賃貸用不動産の評価
コラム 将来キャッシュフローの計算例と税務における基準年利率
Q33 建物にアスベスト・PCB等の有害物質が存する不動産の評価
Q34 アスファルト舗装の評価
コラム 文化財建造物である構築物の評価
3 債権・債務
Q35 貸付金債権の評価
Q36 同族会社に対する貸付金の評価
Q37 DES(債権の資本化)の留意事項
Q38 第二次相続における代償債権の評価
Q39 賃貸不動産の預かり敷金の評価
Q40 ディスカウント債の評価
Q41 デリバティブ取引に係る債権・債務の評価
4 その他
Q42 総則6項が適用される場合
Q43 車両の評価方法
Q44 機械及び装置の評価方法
Q45 家庭用財産の評価
Q46 売買実例価額が存在しない船舶の評価
Q47 果樹等の評価
Q48 ゴルフ会員権の評価
Q49 リゾート会員権の評価
Q50 非上場株式を法人に譲渡するときの価額
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