人口増を目指すのではない、新しいまちづくりがわかる
2,860円 (本体:2,600円)

ISBN |
978-4-474-01761-0 |
発刊年月日 |
2024-10-30
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判型 |
A5判/C2036 |
ページ数 |
216 |
巻数/略称 |
/ウェルプロモ |
商品コード |
017616
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住民一人ひとりの幸福度・満足度(=ウェルビーイング)を高め、地域に関わるすべての人々の持続的な幸福につなげていく「ウェルビーイングなまち」を育てるために自治体はどんなプロモーションをすべきかという観点からまちづくりについて解説、先進自治体の事例について紹介・分析。
「まえがき」というか、お詫びというか、時代遅れの無駄話というか
第1章 「よく生きる(ウェルビーイング)」に必要なものは「余白」 か 「空白」 か
○章のはじめに
○【事例】「余白あります。」はなぜ、 どのように作られたのか。
島根県飯南町 安倍亜裕子(一部補記 河井)
○いささか長めの閑話休題
第2章 名付けることの安心と落胆と支配と革新
○章のはじめに
○【事例】地域の魅力を語れる若者を増やすインナーブランディング
福井県坂井市 小玉悠太郎(一部補記 河井)
○これもまた長めの閑話休題
第3章 パンとサーカスがあれば「よく生きる(ウェルビーイング)」なのか
○章のはじめに
○【事例】みの〜れライフが作り出すもの
Nakamasagas(なかまさがす)代表 中本正樹(一部補記 河井)
○閑話休題
○もうひとつの閑話休題
第4章 誘われることで人は「よく生きる(ウェルビーイングする)」ことができる
○章のはじめに
○【事例】取材を通じてまちを好きになる、
市民 PR チーム「いこまち宣伝部」
奈良県生駒市 村田充弘(一部補記 河井)
○閑話休題
第5章 「よく生きる(ウェルビーイングな)」実感を作り出す露頭を用意する
○章のはじめに
○【事例】マーケットの学校と&green market
合同会社LOCUS BRiDGE CMO 荒井 菜彩季(一部補記 河井)
○閑話休題
第6章 私たちは「よく生きる(ウェルビーイングの)」ために誰に何を託すのか
○章のはじめに
○【事例】無人駅がひらくと地域がひらく-住民が主役となる地域芸術祭-
特定非営利活動法人クロスメディアしまだ理事長 兒玉絵美(一部補記 河井)
○閑話休題
第7章 よく生きる(ウェルビーイングな)暮らしのために必要な視線
○章のはじめに
○【事例】ブームが終わったあとの、物語のはじめかた
京都府福知山市 宇都宮 萌(一部補記 河井)
○閑話休題
第8章 矮小であってもいい、そこに崇高を見つけられれば
○章のはじめに
○【コラム】市民の地域内での役割を可視化する仕組みづくり
コミュニケーション・プランナー 藤倉 優貴(一部補記 河井)
○閑話休題
第9章 関係人口という視点からの「よく生きる(ウェルビーイング)」
○章のはじめに
○【ロングコラム】地域への愛着形成は“旅”。
関係人口がたどる「つまづきジャーニー」
ゆるさとLabo 田中咲(一部補記 河井)
○いささか長めの閑話休題
○ここでも、もうひとつの閑話休題
第10章 関係人口という視点からの「よく生きる(ウェルビーイング)」再説
○章のはじめに
○【ロングコラム】関係人口形成にとって理想的な地域はあるか
ゆるさとLabo 増田光一郎(一部補記 河井)
○閑話休題
おわりに
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本書全体を通して、ウェルビーイングという素材をもとにして、「できるだけ多くの人々が、そのまちに関わって、自らを意味のある存在として認識、感覚できる、そうしたあり方をめざすまち」をダイナミックにつくっていくために、地域に関わる「人々の力の発揮を促し、強める」方法について考察している。
具体的には、地域に関わって実際に活動している人々による多様な事例と、地域に関わって仕事を行う人々が思考した結果としてのコラムを掲載するとともに、あなたのまちでも使えるためのポイントを分析している