裁判官が説く民事裁判実務の重要論点[家事・人事編]
定価
4,620円 (本体:4,200円)
編著者名
加藤新太郎 松本明敏 編集
ISBN | 978-4-474-05452-3 |
発刊年月日 | 2016-12-08 |
判型 | A5判/C3032 |
ページ数 | 452 |
巻数 | /民裁実務家事 |
商品コード | 054528 |
商品概要
判例を素材として論点ごとの課題を整理し、裁判実務の現状を明示するとともに、実務において主張に織り込むべき内容に指針を与え、解説。網羅的な学説の紹介、自説の展開を避け、学術的記述を抑え、裁判官の視点から実務に即して解説する。
目次
第1 婚姻・離婚に関する事件
1 婚姻・離婚の無効、取消し
2 婚姻費用、養育費
3 離婚
4 有責配偶者からの離婚請求
5 慰謝料請求
6 財産分与
7 年金分割
8 親権者・監護権者の指定、子の引渡し、保全処分等
9 面会交流
10 渉外事件
11 調停に代わる審判
第2 親子関係に関する事件
1 嫡出否認、親子関係不存在
2 認知無効、取消し
第3 養子縁組に関する事件
1 離縁
2 養子縁組無効、取消し
第4 相続に関する事件
1 遺産分割
2 遺留分減殺
3 祭祀承継
4 特別縁故者
第5 成年後見に関する事件
1 後見開始
商品の特色
①家事事件・人事事件において系統的に整理した項目ごとに設例を作成し、そこにあらわれる重要論点について、現在の判例法理、学説の議論状況を客観的に明示する。
②判例から想を得て作成された設例について、BasicInformation 、設例に対する回答、解説の順で解説し、法律実務家として知っておくべき実体法上、訴訟法上の問題点を明示することにより、本書で完結的に法的情報を得ることができ、さらに、参考文献により深堀りすることも可能である。
③当該分野に精通する現職の裁判官が、現在の裁判実務の実際について、相場観を含めて運用レベルの問題まで解説する。