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事実認定体系<物権編>

判断基準が “こんなに見える”と思わなかった!実務家のための事実認定体系書

在庫あり

定価

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7,370 (本体:6,700円) 在庫あり

編著者名

村田 渉 編著

  • 単行本
  • 法曹
ISBN 978-4-474-05434-9
発刊年月日 2017-09-01
判型 A5判/C3332
ページ数 626
巻数/略称 /事実認定物権価
商品コード 054346

商品概要

事実認定を切り口に、800件もの裁判例を民法の体系に沿って分析・整理。逐条形式で各裁判例の位置づけを明らかにし、法律要件に関する事実認定で何が重要かメルクマールとなるか、事実認定のルールや手法、留意点を提示する。民事裁判実務の第一線で活躍する裁判官による執筆。

目次

第2編 物 権
 第1章 総 則
 第175条(物権の創設)
   1 建物の同一性が認められるかどうか
   2 どのような場合に権利又は利益の侵害が認められるか
 第176条(物権の設定及び移転)
 第177条(不動産に関する物権の変動の対抗要件)
   1 不動産の取得者等が本条の第三者に該当するかどうか(背信的悪意者に該当するか)
   2 通行地役権について本条の第三者に該当するかどうか
 第178条(動産に関する物権の譲渡の対抗要件)
 第179条(混同)

 第2章 占有権
 第1節 占有権の取得
 第180条(占有権の取得)
 第181条(代理占有)
 第182条(現実の引渡し及び簡易の引渡し)
 第183条(占有改定)
 第184条(指図による占有移転)
 第185条(占有の性質の変更)
   1 所有の意思の表示があったか否か
   2 他主占有者の相続人による占有が新権原に該当するか否か
 第186条(占有の態様等に関する推定)
     他主占有事情の成否
 第187条(占有の承継)

 第2節 占有権の効力
 第188条(占有物について行使する権利の適法の推定)
 第189条(善意の占有者による果実の取得等)
 第190条(悪意の占有者による果実の返還等)
 第191条(占有者による損害賠償)
 第192条(即時取得)
     取得者に「過失」があったといえるか
 第193条(盗品又は遺失物の回復)
 第194条
 第195条(動物の占有による権利の取得)
 第196条(占有者による費用の償還請求)
 第197条(占有の訴え)
     法人の代表者が法人の機関としてだけでなく、個人のためにも物を所持すると認めるべき「特別の事情」
 第198条(占有保持の訴え)
 第199条(占有保全の訴え)
 第200条(占有回収の訴え)
 第201条(占有の訴えの提起期間)
 第202条(本権の訴えとの関係)

 第3節 占有権の消滅
 第203条(占有権の消滅事由)
     占有者の所持の喪失
 第204条(代理占有権の消滅事由

 第4節 準占有
 第205条

 第3章 所有権
 第1節 所有権の限界
  第1款 所有権の内容及び範囲
 第206条(所有権の内容)
   1 不動産の所有権の帰属が争点となり、登記簿・家屋台帳等の記載による不動産所有権の帰属の推認の
     可否が問題となったもの
   2 不動産の所有権の帰属が争点となり、公図等の記載により土地所有権の帰属が推認されるかが問題と
     なったもの
   3 動産の所有権の帰属の有無が問題となったもの
   4 所有権の濫用の成否が問題となったもの
 第207条(土地所有権の範囲)
  第2款 相隣関係
 第209条 (隣地の使用請求)
 第210条 (公道に至るための他の土地の通行権)
   1 袋地に当たるか否か
   2 準袋地に当たるか否か
 第211条
     自動車による囲繞地通行権の成否
 第212条
 第213条
 第214条(自然水流に対する妨害の禁止)
 第215条(水流の障害の除去)
 第216条(水流に関する工作物の修繕等)
 第217条(費用の負担についての慣習
 第218条(雨水を隣地に注ぐ工作物の設置の禁止)
     土地の工作物の所有者が、本条に違反して雨水を直接隣地へ注いだことによって、隣地所有者が損害を
     被ったといえるかどうか
 第219条(水流の変更)
 第220条(排水のための低地の通水)
     通水する土地や排水設備のために損害が最も少ない場所及び方法といえるかどうか
 第221条(通水用工作物の使用)
 第222条(堰せきの設置及び使用)
 第223条(境界標の設置)
   1 境界確定の判断において境界標の存在等をどのように考慮すべきか
   2 境界標の設置を求めることの当否と設置方法の具体的態様
 第224条(境界標の設置及び保存の費用)
 第225条(囲障の設置)
   1 本条2項の制限を超える囲障が設けられた場合に、その除去を求めることができるか
   2 本条2項の制限を超える囲障の設置が認められるかどうか
 第226条(囲障の設置及び保存の費用)
 第227条(相隣者の一人による囲障の設置)
 第228条(囲障の設置等に関する慣習)
 第229条(境界標等の共有の推定)
 第230条
 第231条(共有の障壁の高さを増す工事)
 第232条
 第233条(竹木の枝の切除及び根の切取り)
 第234条(境界線付近の建築の制限)
     隣地所有者の請求が権利濫用となるか否か
 第235条
   1 目隠しの設置請求が認められたもの
   2 目隠しの設置請求が認められなかったもの
 第236条(境界線付近の建築に関する慣習)
     係争地付近において、234条1項の定める50cmより距離を狭めて接境建築する習慣があるかどうか
 第237条(境界線付近の掘削の制限)
 第238条(境界線付近の掘削に関する注意義務)

 第2節 所有権の取得
 第239条(無主物の帰属)
   1 無主物の該当性
   2 占有の有無
 第240条(遺失物の拾得)
     遺失物か否かの判断
 第241条(埋蔵物の発見)
   1 埋蔵物の該当性
   2 発見したかどうか
 第242条 (不動産の付合)
   1 土地に対する付合の有無
   2 建物に対する設備等の付合の有無
   3 建物に対する増改築部分の付合の有無
 第243条(動産の付合)
     動産の付合の有無
 第244条
 第245条(混和)
 第246条(加工)
 第247条(付合、混和又は加工の効果)
 第248条(付合、混和又は加工に伴う償金の請求)

 第3節 共 有
 第249条(共有物の使用)
   1 共有関係の成否
   2 共有物の使用収益に係る合意の成否・内容
   3 共有者による共有物の使用収益が排斥される場合
   4 事実認定に関するその他の参考裁判例
 第250条(共有持分の割合の推定)
     具体的な事情に即した共有持分の割合
 第251条(共有物の変更)
   1 共有物の変更に当たるとされたもの
   2 共有物の変更につき共有者全員の同意が欠けた場合の法律関係
   3 共有者全員の同意による共有物の変更があった場合の法律関係
 第252条(共有物の管理)
   1 共有物の管理行為に当たるとされたもの
   2 共有物の保存行為に当たるとされたもの
 第253条(共有物に関する負担)
     「管理の費用」又は共有物の「負担」に当たるか否か
 第254条(共有物についての債権)
     共有物についての「債権」に当たるか否か
 第255条(持分の放棄及び共有者の死亡)
 第256条(共有物の分割請求)
     共有物分割請求が権利濫用に当たるとされたもの
 第257条
 第258条(裁判による共有物の分割)
   1 「共有者間に協議が調わないとき」の意義
   2 現物分割の具体的な方法
   3 全面的価格賠償の方法による分割の適否
 第259条(共有に関する債権の弁済)
 第260条(共有物の分割への参加)
 第261条(分割における共有者の担保責任)
 第262条(共有物に関する証書)
 第263条(共有の性質を有する入会権)
     共有の性質を有する入会権の成立とその消滅
 第264条(準共有)

 第4章 地上権
 第265条(地上権の内容)
   1 設定契約によって取得された土地使用権が地上権であるか否か
   2 地上権の内容・範囲
   3 時効取得の成否
 第266条(地代)
 第267条(相隣関係の規定の準用)
 第268条(地上権の存続期間)
     「無期限」との定めが「永久」を意味するのか「存続期間の定めのない」ことを意味するのか
 第269条(工作物等の収去等)
 第269条の2(地下又は空間を目的とする地上権)

 第5章 永小作権
 第270条(永小作権の内容)
     永小作権に基づくものか、賃借権に基づくものか
 第271条(永小作人による土地の変更の制限)
 第272条(永小作権の譲渡又は土地の賃貸)
 第273条(賃貸借に関する規定の準用)
 第274条(小作料の減免)
 第275条(永小作権の放棄)
 第276条(永小作権の消滅請求)
 第277条(永小作権に関する慣習)
 第278条(永小作権の存続期間)
 第279条(工作物等の収去等)

 第6章 地役権
 第280条(地役権の内容)
   1 地役権設定契約の成否
   2 地役権設定登記の欠缺を主張する正当な利益を有する第三者に当たるか否か
 第281条(地役権の付従性)
 第282条(地役権の不可分性)
 第283条(地役権の時効取得)
     通行地役権における「継続」の要件該当性
 第284条
 第285条(用水地役権)
 第286条(承役地の所有者の工作物の設置義務等)
 第287条
 第288条(承役地の所有者の工作物の使用)
 第289条(承役地の時効取得による地役権の消滅)
 第290条
 第291条(地役権の消滅時効)
 第292条
 第293条
 第294条(共有の性質を有しない入会権)
   1 入会権の存否
   2 入会地の地盤所有権の帰属
   3 入会権者としての地位の存否
   4 入会権の消滅

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商品の特色

〇最高裁から地裁まで裁判例800件を整理・分析

〇法律相談や裁判における主張立証方針の検討に

〇民事裁判実務の第一線で活躍する裁判官が執筆

〇意義・法律要件・法律効果をコンパクトに収録

〇法律相談や裁判における主張立証方針の検討に必携・必読

 

・収録内容 175条~294条 物権総則・占有権・所有権・地上権・永小作権・地役権 


【お詫び】

本書において内容の一部に誤りがありました。

謹んでお詫び申し上げますとともに訂正いたします。

⇒ 正しい内容はこちらからご確認ください。

 

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