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IT業界人事労務の教科書 改訂版

メンタルヘルス不調、問題社員、ルーズな労務環境について、IT業界専門の社労士と弁護士が事例を交えわかりやすく解説

定価

2,640 (本体:2,400円) 在庫あり

編著者名

成澤紀美 著  藤井 総 監修

  • 新刊
  • 単行本
  • 人事労務
ISBN 978-4-474-06805-6
発刊年月日 2019-11-29
判型 A5判/C2034
ページ数 256
巻数 / IT人事
商品コード 068056

商品概要

急に出社しなくなった、会社に内緒で副業している、ダラダラ残業…、IT業界における人事労務問題であるメンタルヘルス不調、問題社員、ルーズな労務環境について、元SEの社労士とIT企業の法律問題の専門弁護士が、業界の実情に即した解決方法を教えます。

目次

はじめに

第1章 人事労務問題を取り巻くIT業界の特徴と課題

第1節 IT業界の構造
 ◎IT業界とはどんな業界なのか
   ①ハードウェア業界、②SI業界(情報処理サービス)、③パッケージ・ASP業界、④ネット関連サービス業界、⑤通信・インフラ業界
 ◎コンピュータ利用の歴史
第2節 SI業界の構造
 ◎SI業界は複雑な多重下請構造になっている
   ①コンピュータメーカー、②SIer、③コンサルティングファーム、④ソフトウェアハウス
第3節 IT業界の職種
  ◎IT業界には、スキルを測るためのガイドラインがある
  ◎IT業界に求められる11種類の職種
  ◎IT分野に求められるスキルレベル
 第4節 ソフトウェア業界のビジネスモデルと労務問題
  ◎より多くの技術者派遣と人件費抑制というダブルバインド
  ◎情報漏えい・セキュリティ
  ◎競業避止と職業選択の自由
 第5節 潜在する労務リスク
  ◎代表的な4つの労務リスク
   ①費用発生リスク、②訴訟リスク <参考>労働審判制度について、③行政処分リスク、④風評被害リスク <参考>労働基準監督署の是正指導とはどんなもの?
 第6節 増加する外国人SE
  ◎国が違えば考え方も違う
  ◎雇用する時に確認すること
  ◎在留資格の種類
  ◎資格外活動許可について
  ◎就業規則は外国人用も用意
   <事例>外国人労働者とのトラブル

第2章 IT業界におけるメンタルヘルス問題の乗り越え方

第1節 メンタルヘルス対策の現状
 ◎メンタルヘルス不調者の割合
 ◎メンタルヘルス不調者が現れる3つの原因
 ◎メンタルヘルス不調を抱えた労働者のその後の状況
 第2節 IT業界に多いメンタルヘルスリスク
  ◎過重労働から発症するメンタル不全
  ◎長期間の過重労働による肉体的ダメージと精神的ダメージ
  ◎SE、プログラマーならではの「うつの特性」と3つの対策
  ◎多忙、睡眠不足、不眠の悪循環
 第3節 入社採用時のメンタル不全を見極める
  ◎入社時の適性試験・面談でメンタル不全を見抜く4つの方法
 第4節 試用期間中の取扱い
  ◎試用期間満了時の解雇は簡単ではない
  ◎試用期間は最長6か月に留める
  ◎試用期間はコミュニケーションギャップが生じやすい
 第5節 休職と復職
  ◎IT関連企業での休職・復職問題
  ◎プロジェクト終了時のバーンアウト型うつ
   <事例>プロジェクトマネージャーを襲ったバーンアウト型うつ
  ◎出社しないまま退社するフェードアウト型うつ
   <事例>Webデザイナーを襲ったフェードアウト型うつ
  ◎休職・復職の運用上のポイント
  ◎メンタル不全は私傷病か業務上災害か
  ◎休職期間こそ自社に即した運用を
  ◎休職・復職のルールは医師の診断書、産業医の意見を取り入れる
  ◎復職の際に注意すること
  ◎休職制度運用上の3つのポイント
  ◎解雇時の注意点
  ◎「退職」と「解雇」それぞれの解釈
  ◎解雇に際しての手続き
  ◎メンタルヘルス対策への行政の取組み
  ◎厚生労働省が提供しているツールを活用する
  COLUMN
  【メンタルヘルス 失敗事例】突然キレ出す同僚プログラマーからメンタル不全を誘発したケース
  【メンタルヘルス 成句事例】外部カウンセラーの活用でメンタル不全を回避できたケース
  【メンタルヘルス 失敗事例】プロジェクトの失敗からプロジェクトリーダーがメンタル不全に陥り、最悪の事態に至ったケース
  弁護士による章末解説 IT業界 メンタルヘルス対策の法的対応

第3章 問題社員への対応方法

第1節 問題社員への対応
 ◎「決定打」はない
 ◎採用時に人物像を把握する4つの方法
 ◎会社のビジョン・理念を十分に説明し共感を持ってもらう(会社を好きになってもらう)
 ◎試用期間中に見極める
 ◎日々の勤務態度を注意し指導する
 ◎SNSへの書き込み
第2節 IT業界での退職・解雇トラブル
 ◎解雇の定義
  <事例>ソフトウェア開発の案件が縮小されたケース/試用期間中にプログラムスキルが低いとされたケース/派遣されていたプロジェクト内でのメンバー間のトラブル
◎IT業界 問題社員A~Z
  <事例>就業期間中にSNSに書き込みをしたり、デイトレードしたりしている社員のケース/仕事が終わらず自宅で作業…。その分の残業代を請求されたケース/会社に内緒で副業している社員のケース
第2節 社員を解雇しなければならない場合の注意点
 ◎就業規則の限界と労働契約書による対応
 ◎退職・解雇の定義(労働契約書第16条の理解)
 ◎既成事実とレポートの確保
 ◎感情的な態度での解雇措置は取らない
 ◎把握できる証拠を積み重ねる
 COLUMN
 【問題社員 失敗事例】協調性のないエンジニアを指導できなかったケース
 【問題社員 成功事例】厳し過ぎる有能エンジニアをうまく説得できたケース
 弁護士による章末解説 IT業界 問題社員対策の法的対応

第4章 ルーズな労務環境の整え方

第1節 IT業界に多い労務リスク
 ◎時間外労働・休日出勤の管理の甘さ
 ◎年俸制の給与形態での未払い残業
 ◎専門業務型裁量労働制のプログラマー職の問題
 ◎管理監督者の捉え方とプロジェクトマネージャーの処遇
第2節 会社に合った労働時間管理・休日の考え方
 ◎「振替休日」と「代休」の理解
 ◎法定休日と所定休日
第3節 固定残業制の考え方
 ◎固定残業制を正しく活用するための6つのポイント
 ◎最近の行政指導の傾向
第4節 専門業務型裁量労働制の考え方
 ◎専門業務型裁量労働制とは
 ◎専門業務型裁量労働制での2つの注意点
第5節 労働時間の管理と判断
 ◎労働基準法における労働時間の考え方
 ◎労働時間=人件費
   <事例>職種別に時間管理を行っているケース/出勤時間を複数設定しているケース
 ◎残業代・休日出勤手当で是正指導を受けないための4つのポイント
第6節 時間外・休日出勤
 ◎時間外労働・休日労働とは
 ◎時間外勤務・休日出勤に関する6つのポイント
 ◎「この仕事、今日中に終えて」の解釈
第7節 未払い残業代請求への労働トラブルと対処
 ◎トラブルが起きる前に、就業ルールを見直す
 ◎自社にマッチした採用は、リスク回避の一番の策
 ◎「ダラダラ残業」を行う社員 2つのパターン
 ◎それでも労務トラブルが起きてしまったら? 3つのトラブル請求パターン
 ◎IT関連企業に多い監督指導内容
 弁護士による章末解説 IT業界 労務環境未整備対策の法的対応

第5章 会社を変える就業規則の作り方

第1節 就業規則の現状
 ◎自分の実態に合っていない就業規則
第2節 就業規則の役割
 ◎企業経営で就業規則が持つ意味と3つの目的
 ◎就業規則の限界と労働契約書による対応
第3節 服務規律の重要性
 ◎IT関連企業での服務規律
 ◎企業の考え方を積極的に就業規則に盛り込む
 ◎服務規律の定め方
 ◎遅刻3回で欠勤1日控除は違法か?
 ◎セクシュアルハラスメント、パワーハラスメント対策
 ◎SNSへの対応
第4節 雇用契約に関する課題
 ◎改正労働契約法の影響
 ◎改正労働者派遣法の影響
第5節 IT業界での契約形態(請負と派遣)
 ◎大きく実情が異なる「請負」と「派遣」
 ◎請負契約の現状
 ◎派遣契約の現状
 ◎偽装請負とされないために
 ◎労働者供給事業とは
 ◎偽装請負チェックリスト
 弁護士による章末解説 IT業界 就業規則の法的解説

索引
おわりに

商品の特色

○システムエンジニアとしての勤務経験を活かしたIT業界特化の人事労務サービスを展開する社会保険労務士と、顧問先企業の95%以上がITサービス企業というIT企業の法律問題を専門とする弁護士が、わかりやすく解説します

○他社事例を多数収録!IT業界特性に則した対応方法が、具体的にイメージできます

○時間外・休日労働時間など、「働き方改革関連法」を踏まえて解説します

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