権利濫用が認められた実際の裁判例をもとに、事実関係・背景について時系列に沿って詳しく解説することで、権利濫用を主張するためにはどのような視点が必要なのか理解できる唯一の書。
3,740円 (本体:3,400円)
ISBN |
978-4-474-07471-2 |
発刊年月日 |
2021-02-10
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判型 |
A5判/C2032 |
ページ数 |
412 |
巻数/略称 |
/権利濫用 |
商品コード |
074716
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裁判例ごとに項目を設けて解説。更に「実務上の指針」で、一般的な判断のポイント、実務上の留意事項等を解説。「権利濫用」をなぜ主張せざるをえなかったのか、主張するのであればどういった視点から主張すべきか、事実関係・背景を時系列に沿って解説。
第1章 不動産
1 賃貸借契約に関する事例
2 使用貸借契約に関する事例
3 共有物分割請求に関する事例
4 相隣関係に関する事例
5 その他
第2章 金銭債権
1 期限の利益に関する事例
2 金銭支払請求権の行使自体が否定された事例
3 賃貸借契約の連帯保証人に対する請求が否定された事例
第3章 労働事件
1 退職金請求
2 労働組合対応
3 労働組合による統制権行使
4 その他
第4章 消滅時効
1 工事代金支払請求
2 無断賃借を理由とする賃貸借契約解除
3 名誉毀損に基づく損害賠償請求
4 赴任旅費支払請求
5 有給休暇請求権確認請求
6 貸金支払請求
第5章 知的財産権
1 特許
2 商標
3 不正競争防止法
第6章保険金等請求(交通事故を含む)
1 交通事故
2 転落事故
3 医療過誤
第7章 家事事件
1 親子関係不存在確認請求
2 離婚等請求事件
3 婚姻費用の分担申立事件
4 子の引渡請求事件
第8 章行政事件
1 行政事件全般
2 情報公開法・条例関係
3 土地収用法関係
第9章 強制執行・執行妨害
1 根抵当権設定登記抹消登記手続
2 配当異議事件
3 許可抗告事件
4 請求異議事件
第10章 会社法関連
1 役員報酬・退職慰労金
2 総会
3 株式
4 その他(議事録謄写許可請求)
第11章 その他
1 会社の役員または従業員に対する損害賠償請求の制限
2 法人格否認の法理・登記の欠缺の主張制限
3 所有権に基づく返還請求の制限
4 フランチャイズ契約関係
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○権利濫用に関する裁判例に特化した唯一の解説書。
○権利濫用が認められた裁判例の事実関係・背景を、時系列に沿って詳しく解説することで、どのように権利濫用を主張 するべきなのか、理解できるようになる。