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事実認定体系<債権総論編>2

民法の条文ごとに裁判における事実認定のポイント、判断基準がわかる
法律相談や裁判における主張立証方針の検討に必携・必読の書

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定価

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5,060 (本体:4,600円) 在庫あり

編著者名

村田 渉 編著

  • 新刊
  • 単行本
  • 法曹
ISBN 978-4-474-07120-9
発刊年月日 2023-06-30
判型 A5判/C3332
ページ数 344
巻数/略称 /事実認定債権2
商品コード 071209

商品概要

事実認定を切り口に、最高裁から地裁まで膨大な裁判例を民法の体系に沿って分析・整理。逐条形式で各裁判例の位置づけを明らかにし、法律要件に関する事実認定で何が重要か、メルクマールとなるか、「事実認定のルールや手法、留意点」を提示する。民事裁判実務の第一線で活躍する裁判官が執筆。

目次

はしがき
編集・執筆者一覧
凡 例

第3 編 債 権

第1 章 総 則

第3 節 多数当事者の債権及び債務

第1 款 総 則 1
第427条 (分割債権及び分割債務)
 1  分割債権の成否
 2  分割債務の成否
 3  債権を共同相続した場合の取扱い
 4  債務を共同相続した場合の取扱い

第2 款 不可分債権及び不可分債務
第428条 (不可分債権)
 1  不可分債権の成否
 2  賃貸借契約に基づく賃料債権を共同相続した場合の取扱い
第429条 (不可分債権者の1 人との間の更改又は免除)
第430条 (不可分債務)
 1  不可分債務の成否
 2  債務を共同相続した場合の取扱い
第431条 (可分債権又は可分債務への変更)
不可分債務の給付の目的が性質上可分な給付に変わった場合の分割債務の成否

第3 款 連帯債権
第432条 (連帯債権者による履行の請求等)
第433条 (連帯債権者の1 人との間の更改又は免除)
第434条 (連帯債権者の1 人との間の相殺)
第435条 (連帯債権者の1 人との間の混同)
第435条の2  (相対的効力の原則)

第4 款 連帯債務
第436条 (連帯債務者に対する履行の請求)
 1  連帯債務の成否
 2  連帯債務を共同相続した場合の取扱い
第437条 (連帯債務者の1 人についての法律行為の無効等)
第438条 (連帯債務者の1 人との間の更改)
第439条 (連帯債務者の1 人による相殺等)
第440条 (連帯債務者の1 人との間の混同)
第441条 (相対的効力の原則)
第442条 (連帯債務者間の求償権)
第443条 (通知を怠った連帯債務者の求償の制限)
第444条 (償還をする資力のない者の負担部分の分担)
第445条 (連帯債務者の1 人との間の免除等と求償権)

第5 款 保証債務
第1 目 総 則
第446条 (保証人の責任等)
 1  契約当事者─主たる債務者又は保証人が誰か
 2  保証人とされる者が保証契約を締結したか(保証契約の成否、いわゆる保証否認)
 3  それが保証の意思表示といえるか
 4  保証の範囲
 5  「書面」(本条2 項)に当たるか
 6  保証契約が公序良俗違反により無効となるか
 7  保証債務履行請求が信義則違反ないし権利濫用に当たるか
第447条 (保証債務の範囲)
第448条 (保証人の負担と主たる債務の目的又は態様)
第449条 (取り消すことができる債務の保証)
第450条 (保証人の要件)
第451条 (他の担保の供与)
第452条 (催告の抗弁)
第453条 (検索の抗弁)
第454条 (連帯保証の場合の特則)
第455条 (催告の抗弁及び検索の抗弁の効果)
第456条 (数人の保証人がある場合)
第457条 (主たる債務者について生じた事由の効力)
第458条 (連帯保証人について生じた事由の効力)
第458条の2  (主たる債務の履行状況に関する情報の提供義務)
第458条の3  (主たる債務者が期限の利益を喪失した場合における情報の提供義務)
第459条 (委託を受けた保証人の求償権)
 1  保証人が受任者として要求される相応の注意義務に反し、注意を尽くさないまま債務消滅行為をした事案
 2  信用保証協会との保証委託契約の趣旨に照らし、保証債務の履行が許されないため、信用保証協会から主債務者への求償が許されないとする事案 
 3  当事者の利害関係に照らし、信義則上求償が許されないとする事案 
第459条の2  (委託を受けた保証人が弁済期前に弁済等をした場合の求償権)
第460条 (委託を受けた保証人の事前の求償権)
第461条 (主たる債務者が保証人に対して償還をする場合)
第462条 (委託を受けない保証人の求償権)
第463条 (通知を怠った保証人の求償の制限等)
第464条 (連帯債務又は不可分債務の保証人の求償権)
第465条 (共同保証人間の求償権)

第2 目 個人根保証契約
第465条の2  (個人根保証契約の保証人の責任等)
第465条の3  (個人貸金等根保証契約の元本確定期日)
第465条の4  (個人根保証契約の元本の確定事由)
第465条の5  (保証人が法人である根保証契約の求償権)

第3 目 事業に係る債務についての保証契約の特則
第465条の6  (公正証書の作成と保証の効力)
第465条の7  (保証に係る公正証書の方式の特則)
第465条の8  (公正証書の作成と求償権についての保証の効力)
第465条の9  (公正証書の作成と保証の効力に関する規定の適用除外)
第465条の10 (契約締結時の情報の提供義務)

事項索引
判例索引(年月日順・審級別)

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商品の特色

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○民事裁判実務の第一線で活躍する裁判官が、事実認定の観点から裁判例を丁寧に整理・分析

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