もう苦手とは言わせない!障害者福祉制度の仕組み・疑問・活用法がこの1冊ですっきりわかる!自信をもって利用者対応を行いたいケアマネジャー視点の解説書
2,200円 (本体:2,000円)

ISBN |
978-4-474-09629-5 |
発刊年月日 |
2025-02-18
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判型 |
A5判/C2036 |
ページ数 |
144 |
巻数/略称 |
/ケアマネ障福3 |
商品コード |
096297
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押さえておくべき基礎知識をまとめた【解説編】と、現場で抱きやすい疑問点と解決策を示した【ケーススタディ編】で「障害者福祉」についての情報を分かりやすく解説。第3版では新たに重層的支援体制の解説と、ヤングケアラーに関する事例を収録。
改訂にあたって
はじめに
■解説編
Step 1 障害福祉サービスと介護保険サービスの関連性
1 障害者が介護保険の被保険者となる場合とは?
(1)障害福祉サービスを利用していた障害者が65 歳になった時
(2)障害福祉サービスを利用していない障害者が65 歳になった時
(3)特定疾病のある40 歳以上の障害者
(4)被保険者資格等を巡る諸課題と留意点
2 介護保険サービスと障害福祉サービス、両方利用する場合は?
(1) 介護保険優先の原則
(ただし、一律に介護保険が優先されるわけではない)とは?
(2) 障害福祉制度固有のサービス(障害福祉サービスを利用できる場合)
(3) 補装具・日常生活用具(障害)と福祉用具(介護)との関係と
介護保険制度との関係
(4)介護保険サービス利用時の自己負担に関する留意点
3 共生型サービスとは?
4 重層的支援体制について
(1)重層的支援体制の必要性とその背景
(2)分野を超えた重層的な支援体制へ
5 介護支援専門員(ケアマネジャー)に求められることは何か?
(1)障害福祉サービスを知り、利用者にとって最適なサービスを見極める
(2)利用者の障害に応じたケアプランを立てられるようになる
(3)利用者の家族との関わり ―どこまでケアマネジャーが関わるべき?―
(4)一人で問題を抱え込まない ―周囲と上手に連携をとる―
Step 2 障害福祉サービスの仕組み
1 障害者総合支援法
(1)障害者総合支援法の制定と目的
(2)障害福祉サービスの種類
(3)障害福祉サービス利用の流れ(利用方法と手続き)
2 障害者総合支援法の対象者
(1)障害者総合支援法の対象
(2)身体障害者とは
(3)知的障害者とは
(4)精神障害者とは
(5)難病とは
(6)高次脳機能障害とは
(7)発達障害者とは
3 就労支援に関する社会資源
(1)障害者雇用促進法の概要
(2)職業リハビリテーションの専門機関
Step 3 日本の障害者支援制度の全体像を知ろう
1 障害者福祉を支える基本理念
(1)サービス利用者中心とは
(2)ノーマライゼーションとインクルージョン
(3)リハビリテーション
(4)自立とエンパワメント
2 日本の障害者支援制度のこれまで
(1)国際障害者年(1981 年)までのあゆみ
(2)国際障害者年(1981 年)から社会福祉基礎構造改革までのあゆみ
(3)社会福祉基礎構造改革から障害者総合支援法へのあゆみ
(4)障害者総合支援法施行後の変更事項
■ケーススタディ編
Case 1 65 歳になる利用者の、障害福祉サービスから介護保険サービスへの移行。障害特性にあったケアプランの立て方って?
Case 2 介護保険サービスの利用者のQOL を維持・向上させるには?―障害認定の申請と障害福祉サービスの活用―
Case 3 「認知症」症状のある利用者に、精神障害が疑われるひきこもりの息子がいたら?(8050 問題)
Case 4 知的障害のある子をもつ要介護高齢者(親)の「親亡き後」を見据えたケアマネジメントを行うには?
Case 5 あなたは見抜けるか!?ヤングケアラーの存在
〈参考文献・資料〉
監修者・著者紹介
▼もっと見る
〇ケアマネジャーの視点に立った分かりやすい解説で、制度の仕組みや必要な知識をすっきり理解することができる。
〇ケアプラン付きの具体的なケーススタディで、実際にどのように制度を利用し、利用者のサービス提供に活かすのかが分かる。
〇令和3年の社会福祉法改正により施行された、複雑化・複合化した支援ニーズに包括的に対応する「重層的支援体制整備事業」について解説。
〇ケーススタディ編には、利用者家族にヤングケアラーがいた場合の重層的な支援方法(地域ケア個別会議の実施等)を実践した事例を追加。