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時間外労働時間の理論と訴訟実務~判例・労災決定・学説にみる類型別判断基準と立証方法~

定価

定価

6,930 (本体:6,300円)  

編著者名

井上繁規 著

  • 単行本
  • 法曹
ISBN 978-4-474-07694-5
発刊年月日 2022-03-03
判型 A5判/C2032
ページ数 528
巻数/略称 /時間外労働訴訟
商品コード 076943

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商品概要

時間外労働時間について、過去の重要判例の流れ及び主要な学説の分析を行い、時間外労働が問題になる場面を類型化し、裁判所の判断の傾向・判断基準、立証方法を明らかにする。

目次

第1編 時間外労働時間の理論

第1章 はじめに
第2章 労働時間の定義
 第1節 最高裁判例による労基法上の労働時間の定義
 第2節 学説による労基法上の労働時間の定義
 第3節 労働時間の種類
第3章 労働時間の法規制
 第1節 法定労働時間と所定労働時間
 第2節 休憩時間
 第3節 法定時間外労働・法定休日労働
第4章 労働時間の管理
 第1節 使用者の労働時間の把握義務
 第2節 労働時間の適正な把握の基準(平成29年ガイドライン)
 第3節 自己申告制の問題点
 第4節 管理監督者(労基法41条)
 第5節 事業場外労働のみなし労働時間制(労基法38条の2)

第2編 時間外労働時間の訴訟実務

第1章 労働時間の意義と具体的適用
 第1節 労働時間の意義と具体的適用上の問題点
 第2節 具体的適用
第2章 実労働時間の立証
 第1節 実労働時間の立証責任の原則
 第2節 実労働時間の立証方法
 第3節 使用者側の抗弁ないし反証

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商品の特色

●未払賃金請求訴訟や労災保険審査請求にかかわる法律実務家待望の決定版。

●『時間外労働時間』に特化し、訴訟で問題になる場面を類型化させたうえで、過去の重要判例の流れとその分析、主要な学説の分析によって、裁判所の時間外労働時間の認定における判断の傾向・判断基準・射程、立証方法を明らかにする唯一の書。

●第1編では、時間外労働時間についての前提理解として必須である一般理論(重要最判や主要学説)を通観し、第2編では、労働時間性が問題となる場面を取り上げて、訴訟実務の指針を提示。

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