地域・社会の状況に応じた自治体議会のあり方の追求、その役割と責任を果たすためにはどうあるべきか理解できる一冊。
5,720円 (本体:5,200円)
ISBN |
978-4-474-09321-8 |
発刊年月日 |
2023-09-21
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判型 |
A5判/C0031 |
ページ数 |
656 |
巻数/略称 |
/議会あり方探求 |
商品コード |
093211
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自治立法における議会・議員の役割とは何か。議会改革の動向などに留意しつつ、自治立法における議会・議員の役割を見据えながら、議会の位置付け・役割・あり方などについて解説する。
はじめに
凡例
Ⅰ 自治体議会の現在を見る
第1 議会をめぐる状況-期待と不満の交錯-
第2 議会改革の動きとそのあり方の模索
第3 議会の位置付け・役割を改めて確認する
Ⅱ 自治体議会の権限・権能を考える
第1 議会の権限の全体像
第2 議会の議決の意義
第3 議決事項等の概観・把握
第4 議会の権限をどう見るか
第5 自治財政における議会の役割を再認識する
Ⅲ 自治立法に取り組む
第1 自治立法権への理解を深める
第2 条例をどう使いこなしていくか
第3 自治立法における議会・議員の役割-議員提案条例をどう活かすか-
Ⅳ 自治体議会の運営・審議のあり方を探る
第1 議会と法
第2 議会の運営-どのような仕組みとし、どう動かすか-
第3 議会審議のあり方-どのようにして決めるか-
第4 議長という立場・役割
第5 自治体議会を支える-「議会事務局」考-
Ⅴ 「議会」という空間をとらえる
第1 自治体議会の空間
第2 自治体議会の歴史から学ぶ
第3 日本の自治体議会を相対的に見る-自治体議会の国際比較-
第4 議会と時間
Ⅵ 議会としてどう向き合うか
第1 長とどのように向き合うか
第2 住民と対話する
第3 国等の政策にコミットする
第4 判決に見る自治体議会-裁判所は自治体議会をどう見ているか-
Ⅶ 自治体議員像をどう描くか
第1 揺れ動く議員像
第2 議員の職務の公正性と兼業禁止・除斥
第3 議員報酬を考える―議員報酬をめぐる議論と動き―
第4 議員活動と政治倫理
第5 議員と責任
第6 議員の懲罰等とそのあり方
Ⅷ これからの議会を展望する
第1 自治体議会と多様性
第2 議員定数の問題にどう臨むか
第3 自治体議員の選挙制度のあり方
第4 時代は議会に何を求めるか
▼もっと見る
・自治立法の担い手としての自治体議会の役割やその権限、運営・審議のあり方や自治体議員像といった項目について法律や関係裁判例を取り上げつつ総合的に解説することで、果たすべき役割について理解を深めることができる。
・住民の期待に応えられるような自治体議会・議員活動を行うためにはどうあるべきかという視点をつかむことができる。