新人弁護士に対し、日常直面する課題についての心構えから対処の方法まで業務遂行場面ごとにアドバイス
1,980円 (本体:1,800円)

ISBN |
978-4-474-06789-9 |
発刊年月日 |
2019-08-08
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判型 |
四六判/C2034 |
ページ数 |
252 |
巻数/略称 |
/弁護士ノート改 |
商品コード |
067892
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若手法律実務家の相互支援コミュニティとしての勉強会、事例発表会等で蓄積された、弁護士の業務場面(法律相談、受任契約、交渉、訴訟、報酬請求等)において弁護士が直面する課題と解決へのヒントを提供し、弁護士が抱える課題解決に向けた支援を行う。
Lesson1 法律相談
1 コミュニケーションとしての法律相談
2 法律相談に必要な技術
Lesson2 受任契約
1 解決方法の選択と確認
2 費用の説明と納得的合意
3 依頼者との同盟(WIN=WIN)の関係
4 書面化
Lesson3 交渉
1 交渉(示談交渉・和解)
2 交渉とは、客観的利害の調整点を見つけること⇒ WIN=WIN の関係
3 相手方は、敵であり敵ではない
4 仲裁者を味方につける
5 交渉は結局代理人という自分自身の技術と人間性が試される
Lesson4 訴訟
1 相談から方針決定
2 事例の検討
3 訴状をどう書く
4 準備書面は、依頼者と裁判官へのラブレター
5 陳述書
6 尋問
7 反対尋問
8 和解
9 最終準備書面
10 期日報告
11 プロセスとしての裁判、事件管理
12 判決と控訴の検討
13 失敗したとき
Lesson5 報酬請求
1 弁護士はプロフェッショナルとして顧客に何の対価として報酬を請求するのか
2 どのようなときに顧客は、弁護士の提供した仕事(サービス)に価値を感じるか
3 継続して良質なサービスを提供するために必要な報酬
Lesson6 分野別実務
総論1 書面をチェックするよい方法や仕組みは
総論2 事務処理能力を高めるには
総論3 新人は、専門分野と全般と、どちらに力を入れるべきか
総論4 人権や社会貢献に関わる仕事がしたいが、収入との折り合いをつけるには
総論5 タイムマネジメントや事件の工程管理をうまくやるには
総論6 急な仕事、無理な仕事、不得意な分野の仕事が来たときに受任すべきか
総論7 ホームページは作るべきか/報酬表は公表すべきか
総論8 ストレスや健康の管理をどうすればよいのか
事例1 債務整理
事例2 離婚・養育費・親権
事例3 相続
事例4 交通事故
事例5 売掛金回収
事例6 契約書チェック
事例7 残業代請求
事例8 刑事事件(国選弁護)
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法律相談から受任、紛争の解決、報酬の請求まで、クライアント対応の流れに沿い、発生し得る課題、疑問の解消の指針を示している